コンペを活用して学びを深めよう!
3月1日、いよいよ2024年度の課題曲が発表されました。「四期」の厳選された課題曲を使って、学習者の皆様も指導者の皆様に豊かな音楽体験をご提供すべく、さまざまなツールをご用意しています。ぜひご活用ください。
今年から大幅に拡充された「課題曲聴き比べ」コーナーは、3月1日の公開以降、早くもYouTube上で数千回の再生を数える楽曲も出てきています。ソロ部門では8人のピアニストがA2~F級の課題を演奏。特に、A2~B級では、同じ曲を4~5人が演奏することで「同じ楽譜から出発しながらの、解釈と表現の多様性」というクラシック音楽ならではの魅力を楽しめます。まずは「ちがい」を認識することから始めてみましょう!
生徒と指導者とで「聴き比べ」を活用しながら楽しく曲選びを進めることができるパンフレットを配布中です。楽器店店頭、資料請求、または下記ダウンロードでご利用ください。
ピアノの練習は地道な努力が必要なもの。ワクワクしながら楽しく計画的に準備を進めていただけるように、様々なツールをご用意しました。ぜひご活用ください。
2/20、コンペティションに多くの生徒さんを導き、A1~F級コンプリート賞を8人も輩出した林公子先生(愛知県)を講師にお迎えしてオンラインでの保護者セミナーを行い、150人もの方にご参加いただきました。ピアノ学習を支えてくださる保護者の皆様から活発な質問が寄せられました。
子供がどうしても練習したがらない時、先生ならどうしますか?
どうしてもの時は諦めたらよいです。無理にさせても身につかないですし。その代わり「明日はこういう風に練習しようか」と方法を決めて、明日の何時から練習するか子供と約束をします。また、ピアノを弾くだけが練習ではないので、ピアノの椅子に座りたがらなければ、楽譜を見ながらCDを聴かせるとか、楽譜をながめるだけでも、そんな時もあって良いでしょう。
曲の精度をあげるためにはどうしたらよいですか?細かいところを詰めた練習がなかなかできません。
お子さんと一緒に練習ノートを作ってみると良いでしょう。何を練習するのか目標を明確にもたせるためです。いきなり弾き始めるのではなく、最初に目標を書き出して課題→チェックを習慣づける。「明日はここの部分をこんな風にできるように」と課題を設け、できたかどうか練習の最後に確認する、これを続けると確実に完成度は上がります。練習での演奏を録画してお子さんと一緒に見てチェックしてどこを改善すると良いか一緒に考えてもいいですね。あえて下手に弾いてみたり…。バランスの悪い演奏とは?拍感のない演奏、テンポ狂った演奏とは?色々試して遊ぶうちに耳が鍛えられます。
第1弾ご好評につき、第2回開催が決まりました。
◆第2回日程:4月25日(木)10:00-11:00
詳細はこちら昨年、好評だった、今野万実先生×厚地とみ子先生による保護者向けオンライン交流会を実施します。
◆日程:5月30日(木)10:00-11:30
詳細はこちら