ソロ部門G・Jr.G・特級 課題曲(2018年度)
特級
第一次予選・第二次予選・セミファイナルを通じて、(b)(c)(e)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。但し、クラシックは(a)(d)を演奏すれば認められる。
15分以上25分以内のプログラム。以下の(a)(b)を必ず含むこと。(a)(b)以外の作品を各自の選択により加えてもかまわない。
- (a)ハイドン、W.A.モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタから、1つ以上の楽章(繰り返しは任意)
- (b)リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の一曲
20分以上35分以内のプログラム。以下の(c)を必ず含むこと。
第一次予選との重複は認めない。
- (c)ショパンのエチュード作品10または作品25から任意の一曲曲
ファイナルで演奏するのと同一の協奏曲から第1楽章、または第2・3楽章(第二次予選の参加票で課題を通知)
- (c)楽章の分割が不明確な作品は演奏箇所を指定する形で通知
45分以上55分以内のプログラム。以下の(d)(e)を必ず含むこと。
(d)以外での第一次・第二次予選との重複は認めない。
- (d)ハイドン、W.A.モーツァルト、ベートーヴェンのソナタから、1つ以上の楽章(第一次予選の(a)との重複は可)
- (e)7分以内の邦人作品 (すでに出版された作品。楽譜を提出させることがある)
下記のピアノ協奏曲より任意の1曲。オーケストラ伴奏により審査する。
- ファイナル直前の指揮者合わせ及びリハーサルの持ち時間は、選択した協奏曲によって異なります。
- W.A.モーツァルト
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- ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
- ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
- ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
- ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
- ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
- ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K.537
- ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
- ベートーヴェン
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- ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
- ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
- ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
- ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
- ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73
- メンデルスゾーン
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- ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 Op.25
- シューマン
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- ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
- ショパン
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- ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
- ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
- リスト
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- ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
- ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
- サン=サーンス
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- ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22
- ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44
- ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 Op.103
- グリーグ
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- ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
- チャイコフスキー
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- ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
- ラフマニノフ
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- ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.1(改訂版)
- ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
- ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調Op.30
- パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
- ラヴェル
- ピアノ協奏曲
- バルトーク
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- ピアノ協奏曲 第2番 Sz.95
- ピアノ協奏曲 第3番 Sz.119
- プロコフィエフ
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- ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
- ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26
G級
第一次予選・第二次予選・全国決勝大会を通じて、(a)(b)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。
10分以上15分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。1つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。組曲、ソナタ等からの抜粋も可。
- (a)ショパンのエチュード作品10または作品25から任意の一曲
15分以上20分以内のプログラム。第一次予選との重複は認めない。異なる2つ以上のスタイルを必ず含むこと(1つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。)組曲、ソナタ等からの抜粋も可。
25分以上35分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次・第二次予選との重複は可能。異なる2つ以上のスタイルを必ず含むこと(1つのスタイルから数曲を選ぶ場合、複数の作曲家の作品を選ぶことも可)
- (b)第一次予選で演奏したものと同一のショパンのエチュード
Jr.G級
第一次予選・第二次予選・全国決勝大会を通じて、(a)(b)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。
以下の3曲を任意の順序で演奏する。使用楽譜(版)の選択は演奏者に委ねる。
- (1)J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の以下の作品より1曲を選択(前奏曲とフーガともに演奏すること)
- 第9番 ホ長調 BWV854
- 第21番 変ロ長調 BWV866
- 第23番 ロ長調 BWV868
- (2)以下のピアノソナタより1曲を選択(繰り返しは省略すること)
- W.A.モーツァルト:変ロ長調 K.281 第1楽章
- W.A.モーツァルト:ニ長調 K.311 第1楽章
- ベートーヴェン:ヘ短調 Op.2-1 第1楽章
- ベートーヴェン:ホ長調 Op.14-1 第1楽章
- (3)ショパンのエチュード集Op.10またはOp.25より1曲を選択(ただしOp.10-3,10-6,25-7を除く)
17分以上22分以内のプログラム。但し以下の条件を満たすこと。演奏曲順は自由。
- (1)下記課題(3)以外の楽曲において、バロック・クラシック・ロマン・近現代のうち異なる2つ以上のスタイルの楽曲を含むこと
- (2)必ず7分以上のまとまりを持った作品を1つ以上含むこと(全曲・全楽章で7分以上の作品か、または、単一作品・楽章で7分以上の楽曲)
- (3)メンデルスゾーン「無言歌集」の以下の作品より1曲を選択して演奏する(繰り返しは省略すること)
- Op.19-1 ホ長調 「甘い思い出」
- Op.30-6 嬰へ短調 「ヴェネツィアの舟歌」
- Op.38-6 変イ長調 「デュエット」
- (4)予選で演奏した作品の選択は不可とする