ピティナ・ピアノコンペティション

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  • 2024年度 特級・Pre特級・G級・Jr.G級 参加要項

特級・Pre特級・G級・Jr.G級 参加要項

共催:J:COM浦安音楽ホール(特級二次・三次)
会場協力:サントリーホール、第一生命ホール、大阪音楽大学、桐朋学園大学、名古屋音楽大学、武蔵野音楽大学、音降りそそぐ武蔵ホール

2024年度参加要項PDF

パンフレット郵送希望の方はこちら

大切なお知らせ

Pre特級、大幅にリニューアル!

特級を目指してステップアップする「Pre特級」を、参加しやすい形にリニューアル。レパートリーの拡充やコンチェルトの学習にご活用いただける形に改訂しました。

  • 特級~Jr.G級では、特級のみ動画予選があります
コンチェルトを徹底学習
※画像はイメージです
  1. 新設された第三次予選でピアノ伴奏によるコンチェルト(1楽章)を演奏。(二次予選:三次予選=2:1で評価)
  2. 二次予選進出者を対象に、コンチェルト演奏を主なテーマとした「Pre特級のためのマスタークラス」を実施。特級へのカギとなるアンサンブルのポイントのほか、演奏家としてのコミュニケーションの基礎も学びます。
より自由な選曲で参加可能に

各段階で、基本的な課題は維持しつつ、より自由に選曲できる時間を増やし、それぞれの学習課題に沿ってご活用いただけるようにしました。

第一次予選に書類選考枠も

第一次予選に早期の書類選考枠を設けることで、2024 年度の学習を確実に計画的に進めていただけるような形にしました。また、書類選考が不合格でも改めて実音審査にチャレンジすることが可能です。

  • 書類選考で不合格だった場合にも、改めて第一次予選(実音審査)や参加資格を満たす他級予選に申し込むことができます。
  • 書類選考の様式は2024年1月にピティナ・ウェブサイトに掲出しました。選考の結果は、2024年3月25日頃までに応募者へ通知します。
  • 書類選考に申し込まずに実音審査だけに申し込むこともできます。
  • 2024年度は、Pre特級の動画審査は行いません。(特級~Jr.G級での動画審査実施は特級のみ)

1.参加資格

2024年4月1日時点で以下の資格を満たしていること。

特級

年齢制限なし。過去にピティナ・ピアノコンペティションに参加経験があること。
下記の資格を一つも満たさない方は、第一次予選前に予備審査(音源審査)を行います。
次のうち一つでも資格を満たしていれば、第一次予選からの参加となります。

  • 音楽大学ピアノ科・音楽高校ピアノ科(またはそれに準じる学部・学科)在学・卒業
  • ピティナ・ピアノコンペティションをはじめとする、中学生以上を対象とする全国規模のコンクールで 第一次予選通過以上の経歴がある方
  • ピティナ・ピアノコンペティション ソロ部門D級以上、またはグランミューズ部門A1カテゴリーの地区予選通過者を有資格者と見なします。
  • ピティナ・ピアノコンペティション以外の、社会人・愛好者を対象とするコンクールについては、有資格者と見なされません。
  • 予備審査の課題は、(ア)ハイドン、W.A.モーツァルト、ベートーヴェンの任意のピアノソナタから、1つ以上の楽章(繰り返しは任意) (イ)ショパンのエチュード作品10または作品25から任意の一曲 の2曲で、いずれも、1次予選以降の選択曲との重複は可能。
Pre特級 年齢制限なし
G級 22歳以下(2001.4.2以降に出生した方)
Jr.G級
高1以下、または15歳以下(2008.4.2以降に出生した方)。ピティナ・ピアノコンペティションD級以上で地区本選優秀賞以上を受賞、またはこれに準ずる経歴のある方。
  • Jr.G級はソロ部門の他級、及びグランミューズ部門Jカテゴリーとの併願はできません。
  • 書類選考及び予選で通過がかなわなかった場合、同年度のコンペティションソロ部門への参加が可能です。

2.開催地区

日程・会場については2023年11月時点の予定です。正式なスケジュールは2024年3月1日以降にこのページをご確認ください。

特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
予備審査(映像審査)※必要な方のみ
-   4/3(水)
第一次予選
特級一次1 6/2(日)(予定)※2024/01/19更新
武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルホール(江古田)(予定)※2024/01/19更新 4/30(火)
特級一次2 6 月8 日(土)
9 日(日)
桐朋学園大学 調布キャンパス1 号館 008 室(調布) 5/7(火)
特級一次3 6 月29 日(土)
30 日(日)
武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルホール(江古田) 5/27(月)
特級一次(動画)
  • 指定期日(右記)までに申込み後、6 月17 日(月)~ 24 日(月)間に動画を提出する。
  • 動画提出方法は、申込者へ連絡する。
  • 動画審査地区の通過者発表は、7 月2 日(火)(予定)。
6/12(水)
  • 実地審査の一次1~3地区からは1地区のみ参加可能です。
  • 動画審査地区単体でのお申込みも可能です。
  • 実地審査に申し込んだ方も、締切日に間に合う限り動画審査を併願することができます。(一次2終了後にも間に合います)
  • 2 日間開催の実地審査(一次2・3)で日程の指定はできません。
第二次予選
特級二次 7月27日(土)
28日(日)
J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) 7/3(水)
  • 二次予選の日時の指定はできません。
第三次予選
リハーサル 7月29日(月) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 7月30日(火) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) -
  • リハーサルの日時指定はできません。審査前日を必ず空けておくこと。
  • 伴奏は事務局指定の公式伴奏者が行います(二次予選後に割り当てを発表)。
  • 二次予選参加は24-27名程度、三次予選進出は10名を予定しています。二次:三次の点数は2:1で合算されます。
セミファイナル
- 8月18日(日) 第一生命ホール(晴海) -
ファイナル
指揮者合わせ 8月19日(月) 東京都内スタジオ予定 -
リハーサル 8月20日(火) 東京都内ホール・練習会場予定 -
審査会 8月21日(水) サントリーホール 大ホール(六本木) -
  • 上記3日間はすべて事務局の指定したスケジュールで行います。時間の希望はできません。
  • 指揮者合わせには、参加者ご自身が手配した伴奏者を随行していただきます。

Pre特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
第一次予選
書類選考
  • 書類選考不合格だった場合にも、2024年度Pre特級第一次予選(実音審査)や参加資格を満たす他級予選に申し込むことができます。
  • 書類選考の様式は2024年1月にウェブサイトに掲出します。結果は3/25までに通知します。
  • 書類選考に申し込まずに実音審査だけに申し込むこともできます。
3/6(水)必着
実音審査 5/19(日)※2024/01/09更新 武蔵野音楽大学ウインドアンサンブルホール(江古田)(予定)※2024/01/19更新 4/17(水)
マスタークラス 7/7(日) 参加任意、二次予選進出者を対象とし、主なテーマをコンチェルト演奏とする。詳細は二次進出者に案内する。(都内音楽大学で開催予定) -
  • Pre特級は動画審査はありません。
第二次予選
Pre特級二次 8/2(金) かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール(青砥) 6/26(水)
第三次予選
リハーサル 8/4(日)または5(月) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 8/6(火) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) -
  • 三次予選リハーサルの日時指定はできません。
  • 伴奏は、事務局指定の公式伴奏者が行います。(二次予選後に割り当てを発表)
  • 二次予選参加は18名、三次予選進出は12名を予定しています。二次:三次の点数は2:1で合算されます。(特級と同様)
全国大会
- 8月19日(月) 第一生命ホール(晴海) -

G級

地区名 開催日程 会場 申込締切日 該当本選
第一次予選
G級一次1 6月1日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 4/30(火) 二次1
G級一次2 6月8日(土)
6月9日(日)
桐朋学園大学 調布キャンパス1 号館 001 室(調布) 5/7(火) 二次1
G級一次3 6月15日(土)
6月16日(日)
音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/13(月) 二次2
G級一次4 6月22日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/20(月) 二次1
G級一次(名古屋) 6月30日(日)※2024/01/19更新 名古屋音楽大学めいおんホール(予定)※2024/01/19更新 5/27(月)※2024/01/19更新 二次2
G級一次(大阪) 6月15日(土)※2024/01/19更新 大阪音楽大学ミレニアムホール(予定)※2024/01/19更新 5/13(月)※2024/01/19更新 二次1
G級一次5 7月13日(土)
7月14日(日)
音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/3(月) 二次2
  • 各一次予選ごとに、進出する二次予選のいずれかが指定されています。これを変更することはできません。
  • G級には動画審査はありません。
  • 2日間開催の地区において、日程・時刻の指定はできません。
第二次予選
G級二次1 7月25日(木)
7月26日(金)
かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール(青砥) 6/26(水)※2024/01/19更新 -
G級二次2 7月30日(火)
7月31日(水)
豊洲文化センター シビックセンターホール(豊洲) 7/16(火)※2024/01/19更新 -
  • 複数日程の中での日時指定はできません。
  • 一次予選ごとに、進出する二次予選が指定されています。
全国大会
- 8月20日(火) 第一生命ホール(晴海) - -

Jr.G級

開催日程 会場
書類選考
2024/2/9(金) 必着
  • 応募多数の場合、書類選考を行います。3/1 頃に応募者全員に結果を通知します
  • 書類選考では、予選・全国大会の曲目提出は不要です。曲目は各段階で随時ご提出いただきます。
予選
2024/4/20(土) 桐朋学園大学 調布キャンパス 008 教室
Jr.G 級のためのマスタークラス(参加任意)
2024/6/22(土)
2024/6/23(日)
桐朋学園大学 調布キャンパス
全国大会
2024/8/17(土) TCM ホール(東京音楽大学、予定)
  • 書類選考及び予選で通過がかなわなかった場合、同年度のコンペテションソロ部門への参加が可能です。
  • 書類選考では、予選・全国大会の曲目提出は不要です。曲目は各段階で随時ご提出いただきます。
  • Jr.G級マスタークラスの参加は任意です。

Jr.G 級のためのマスタークラス(全国大会進出者向け)

日程 2024年6月22日(土)、23日(日)
会場 桐朋学園大学(調布キャンパス)
講師
ヘンリ・シーグフリードソン先生
フォルクヴァング芸術大学教授
古屋晋一先生
ソニーCSL東京リサーチディレクター、ハノーファー音大客員教授
  • 詳細は予選通過者にご案内します。

3.課題曲

演奏時の共通注意事項(特級・Pre特級・G級・Jr.G級共通)

  • 必ずお読みください
  1. 制限時間のあるソロのステージにおいて、演奏時間の著しい過不足は失格または減点の対象となる。演奏時間は最初の曲の音が出た時点から通測し、最後の曲の最後の音までとする。演奏時間が指定の範囲内に収まるように充分に注意して選曲すること。
  2. スタイルの区分や繰り返しの有無等の音楽的判断は参加者によるものとするが、判断は採点の対象となり得る。ただし、編曲作品は、編曲者の時代(スタイル)を基準に選曲すること。
  3. プログラムの演奏順序は自由とする。参加票に印字された順序で弾く必要はない。
  4. Jr.G級の予選は、運営の都合上、演奏を途中でカットすることがある。カットは採点に影響しない。特級・Pre特級・G級・Jr.G級全国大会の審査では、原則として演奏を途中でカットすることはない。運営の都合上、やむをえぬ事態が生じた場合のみ、例外として検討される。
  5. 演奏はすべて暗譜で行う。但し、特級セミファイナルの邦人曲については、視奏可とする。
  6. 現在または過去に出版された作品のみを選択の対象とする。楽譜が存在しない作品、即興演奏、プリペアードピアノ演奏、ピアノ以外の楽器混在、弦や楽器本体など鍵盤以外に接触することによって発音させる、いわゆる現代奏法の類を含む作品は、選択不可とする。
  7. 審査員より楽譜閲覧の希望があれば即刻対応するため、各選抜段階では、演奏曲目の楽譜を必ず持参すること。なお、特級・Pre特級・G級・Jr.G級の審査の際、第一次予選~全国大会のすべての段階の提出曲目は、審査の参考資料となる。

特級

第一次予選・第二次予選・セミファイナルを通じて、 (b)(c) (e) の指定課題以外で、必ずバロック・ロマン・近現代スタイルの作品をどこかで演奏するように選曲すること(昨年度からの変更点を赤字で表記しています。)

第一次予選

15分以上25分以内のプログラム。以下の(a)(b)を必ず含むこと。(a)(b)以外の作品を各自の選択により加えてもかまわない。

以下のピアノソナタから1 曲を選び1 つ以上の楽章を演奏する(繰り返しは任意)。
ハイドン
  • Hob.XVI/34 (e)
  • Hob.XVI/46 (As)
  • Hob.XVI/49 (Es)
  • Hob.XVI/50 (C)
モーツァルト
  • K.280 (F)
  • K.281 (B)
  • K.310 (a)
  • K.311 (D)
  • K.332 (F)
  • K.333 (B)
  • K.576 (D)
  • K.533/494 (F)
ベートーヴェン
  • Op.2-2 (A)
  • Op.7 (Es)
  • Op.10-1 (c)
  • Op.10-3 (D)
  • Op.22 (B)
  • Op.27-1 (Es)
  • Op.27-2 (cis)
  • Op.31-1 (G)
  • Op.31-2 (d)
  • Op.53 (C)
  • Op.57(f)
  • Op.78 (Fis)
  • Op.81a (Es)
  • Op.101 (A)
  • Op.109 (E)
  • Op.110 (As)
リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第二次予選

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(c)を必ず含むこと。第一次予選との曲の重複は認めない。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1曲
第三次予選

ファイナルで演奏するピアノ協奏曲から一部分を、ピアノ伴奏で演奏する。

  • 演奏部分は、第二次予選の参加票で事務局より通知する。
  • ピアノ伴奏は事務局が指定した公式伴奏者が務める。第二次終了時にリハーサル日時とともに通過者に通知する。
セミファイナル

45 分以上55 分以内のプログラム。音楽的なまとまりをもった15 分以上の作品(全曲・全楽章で15 分以上、または単一作品・楽章で15 分以上の楽曲)を1 曲以上含むこと。以下の(d)(e)を必ず含むこと。(d)以外での第一次・第二次予選との曲の重複は認めない。(e)については、第三次予選終了時に、セミファイナル進出者に楽譜を提供する。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタより1 曲を選択し、1 つ以上の楽章を演奏する(繰り返しは任意)。第一次予選で選択した曲と同一でもよい。
当コンクールのために委嘱された指定の邦人作品(演奏時間4 分としてプログラムに組み込むこと。この課題に限り視奏可)。
  • (e)をセミファイナルより前に公開の場で演奏することを禁ずる。
ファイナル

下記のピアノ協奏曲より任意の1 曲。オーケストラ伴奏により審査する。

  • 事前の指揮者合わせ及びリハーサルの持ち時間は選択した協奏曲により異なる。
W.A. モーツァルト
  • ピアノ協奏曲 第20 番 ニ短調 K.466
  • ピアノ協奏曲 第21 番 ハ長調 K.467
  • ピアノ協奏曲 第23 番 イ長調 K.488
  • ピアノ協奏曲 第24 番 ハ短調 K.491
  • ピアノ協奏曲 第25 番 ハ長調 K.503
  • ピアノ協奏曲 第26 番 ニ長調 K.537
  • ピアノ協奏曲 第27 番 変ロ長調 K.595
ベートーヴェン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ハ長調 Op.15
  • ピアノ協奏曲 第2 番 変ロ長調 Op.19
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ハ短調 Op.37
  • ピアノ協奏曲 第4 番 ト長調 Op.58
  • ピアノ協奏曲 第5 番 変ホ長調 Op.73
メンデルスゾーン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ト短調 Op.25
シューマン
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ショパン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ホ短調 Op.11
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ヘ短調 Op.21
リスト
  • ピアノ協奏曲 第1 番 変ホ長調
  • ピアノ協奏曲 第2 番 イ長調
サン=サーンス
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ト短調 Op.22
  • ピアノ協奏曲 第4 番 ハ短調 Op.44
  • ピアノ協奏曲 第5 番 ヘ長調 Op.103
グリーグ
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
チャイコフスキー
ピアノ協奏曲 第1 番 変ロ短調 Op.23
ラフマニノフ
  • ピアノ協奏曲 第1 番 嬰ヘ短調 Op.1(改訂版)
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ハ短調 Op.18
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ニ短調Op.30
  • パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
ラヴェル
  • ピアノ協奏曲
バルトーク
  • ピアノ協奏曲 第2 番 Sz.95
  • ピアノ協奏曲 第3 番 Sz.119
プロコフィエフ
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ト短調 Op.16
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ハ長調 Op.26

動画審査について

特級の第一次予選の一部は、動画審査で行います。撮影ルール・提出方法をご確認ください。2024年度はPre特級(及びG級)の動画審査は行いません。

Pre特級

  • Pre特級は2023年度に比して大幅に課題が変更になっております。ご注意ください。
第一次予選(実音審査)

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタから、1つ以上の楽章(繰り返しは自由)。
第二次予選

18 分以上24 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次予選での演奏楽曲との重複は不可。

ショパン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第三次予選

特級ファイナルで指定されているピアノ協奏曲の一覧から1 つを選び、原則として第1 楽章を演奏する。但し、以下の作品は例外として下記指定箇所を演奏すること。

  • リスト1 番 Quasi adagio 以降~最後まで
  • リスト2 番 Allegro moderato 以降~最後まで
  • ラフマニノフ・パガニーニ狂詩曲 冒頭~第18 変奏まで
  • ラヴェル 第1 楽章と第3 楽章
  • ピアノ伴奏は事務局が依頼した公式伴奏者が行う。合わせ練習を指定日程(開催日程欄参照)に行うので必ず空けておくこと。
  • 長い管弦楽パートから開始する楽曲は、序奏(伴奏)の一部をカットすることがある。
全国大会

35分以上45分以内のプログラム。第一次・第二次予選演奏楽曲との重複は不可。全国大会のプログラム内で、以下の(ア)(イ)のスタイル区分から各1曲以上を必ず選択すること

バロックまたはクラシック
ロマンまたは近現代

G級

第一次予選・第二次予選・全国大会を通じて、(a)(b)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。

第一次予選

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。組曲、ソナタ等からの抜粋も可。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1 曲(但し、Op.10-3,10-6,25-7 を除く)
第二次予選 15 分以上20 分以内のプログラム。第一次予選との重複は認めない。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。)組曲、ソナタ等からの抜粋も可。
全国大会

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次・第二次予選との重複は可能。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合、複数の作曲家の作品を選ぶことも可)

第一次予選で演奏したものと同一のショパンのエチュード

Jr.G級

予選

下記(1)(2)(3)の課題を任意の順序で演奏すること

J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の以下の作品より1つを選択し、前奏曲とフーガを演奏する。
  • 第2番 ハ短調 BWV847
  • 第5番 ニ長調 BWV850
  • 第17番 変イ長調 BWV862
ハイドンの以下のソナタから1つを選択して演奏する(繰り返し、1番括弧は省略すること)
  • ソナタ ヘ長調 Hob.XVI:23 第1楽章
  • ソナタ ホ長調 Hob.XVI:31 第1楽章
  • ソナタ ト短調 Hob.XVI:44 第1楽章
ショパンのエチュードOp.10またはOp.25より1曲を選択して演奏する。(但し、Op.10-3、Op.10-6、Op.25-7を除く)
全国大会

17分以上22分以内のプログラムを演奏する。ただし、以下の条件を満たすように選曲すること。演奏曲順は自由

7分以上のまとまりを持った作品を必ず1つ以上含むこと(全曲・全楽章で7分以上の作品、または単一作品・楽章で7分以上の楽曲とする。組曲等の「抜粋」を合計して7分以上とする選曲は不可)
以下の作品より1曲を選択して演奏する。
  • メンデルスゾーン:無言歌 ホ長調 Op.19-1 「甘い思い出」
  • チャイコフスキー:6つの小品 より ノクターン 嬰ハ短調 Op.19-4
  • フォーレ:3つの無言歌(言葉のないロマンス)Op.17 第3番 変イ長調
上記課題(2)以外の楽曲において、(a)(b)それぞれのスタイル区分から1曲以上を必ず選択する。
(a)バロックまたはクラシック (b)ロマンまたは近現代
予選で演奏した作品の選択は不可とする。

4.参加料

特級

    一般 指導者割引 会員割引
予備審査(映像審査)(※) 映像審査 ¥2,000
第一次予選 実地審査 ¥21,500 ¥20,500 ¥19,500
動画審査のみ ¥21,500 ¥20,500 ¥19,500
動画審査(実地との併願の方) ¥12,000 ¥11,000 ¥10,000
第二次予選 実地審査 ¥29,500 ¥28,500 ¥27,500
第三次予選~ファイナル 実地審査 無料
  • 必要な方のみ。詳しくは参加資格をご確認ください。

Pre特級

    一般 指導者割引 会員割引
第一次予選 書類審査 無料
実地審査 ¥19,500 ¥18,500 ¥17,500
第二次予選 実地審査 ¥28,000 ¥27,000 ¥26,000
第三次予選~全国大会 実地審査 無料
  • Pre特級書類審査で不合格だった場合、改めて同年の実地での一次予選に申し込むことができます。

G級

    一般 指導者割引 会員割引
第一次予選 実地審査(1地区あたり) ¥18,500 ¥17,500 ¥16,500
第二次予選 実地審査 ¥26,500 ¥25,500 ¥24,500
全国大会 実地審査 無料

Jr.G級

  一般 指導者割引 会員割引
書類選考 無料
第二次予選 ¥17,500 ¥16,500 ¥15,500
全国大会 ¥26,000 ¥25,000 ¥24,000

割引区分

一般 参加者が下記の2つの割引に該当しない方
指導者割引 参加者のピアノ指導者が、ピティナ会員である場合
会員割引 本人またはそのご家族(2親等以内)が、ピティナ会員である場合
  • 「ピティナ会員」とは、ピティナに年会費を納めている以下の会員を指します。(正会員、指導会員、演奏会員、研究会員、作曲会員、調律会員、支持会員、学生会員、家族会員、グランミューズ会員)
  • グランミューズ会員は、本人が参加する場合に限り、会員割引が適用されます。

5.審査方法

  • 審査は公開の場で行います。開催時期の状況に応じて非公開審査、入場制限を行うことがございます。
  • 採点票(予選)は、参加者全員に交付されます。
  • 演奏順番は、すべての選抜段階において抽選により決定します。
  • 予選およびPre特級、G級、Jr.G級の全国大会の審査員は当日発表されます。
  • 特級ファイナルの審査員は、2024年6月以降に当協会ウェブサイトにて発表予定です。

6.褒賞(2023年度実績)

特級

賞名 人数 賞金
グランプリ 1名 総額1,400,000 円
銀賞 1名 総額700,000円
銅賞 1名 総額400,000円
入選 1名 総額200,000円
聴衆賞 あり _

Pre特級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額400,000円
銀賞 1名 総額200,000円
銅賞 1名 総額100,000円
ベスト賞 若干名 _

G級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額400,000円
銀賞 1名 総額200,000円
銅賞 1名 総額100,000円
ベスト賞 若干名 _

Jr.G級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額250,000円
銀賞 1名 総額150,000円
銅賞 1名 総額 80,000円
ベスト賞 若干名 _

後援・協賛団体からの褒賞(昨年度実績および予定)

文部科学大臣賞、東京都知事賞、ヒノキ賞、スタインウェイ賞、福田靖子賞(Jr.G級)

特級の褒賞について(2023年度実績)

審査員選出による褒賞
グランプリ 140万円
銀賞 70万円
銅賞 40万円
入選 20万円
聴衆賞(ファイナル会場の聴衆投票による褒賞)
第1位 120万円
第2位 60万円
第3位 30万円
第4位 15万円
サポーター賞

サポーター賞の賞金はクラウドファンディングのご支援から授与し、『みんなで入賞者を応援する』仕組みを形にしたものです。年度ごとに内容が変更になります。(以下は2023年度実績)

  • Pre特級(全国大会)での聴衆賞は2024年度は実施しません。
第1位 50万円
第2位 25万円
第3位 15万円
第4位 10万円
第5~7位 5万円