ピティナ・ピアノコンペティション

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特級・Pre特級・G級・Jr.G級 参加要項

共催:J:COM浦安音楽ホール(特級二次・三次)
会場協力:サントリーホール、第一生命ホール、大阪音楽大学、桐朋学園大学、名古屋音楽大学、武蔵野音楽大学、音降りそそぐ武蔵ホール、La Salle F

2026年度参加要項PDF

特級・Pre特級・G級要項
特級 エントリー方法の要点

特級に申し込む方は、どなたも最初にエントリー(4月20日(月)正午)が必要です。申込者は、エントリー時の情報により以下のように選考されます。

  • 以下のいずれかの資格を持つ方は、「二次予選」に進みます(「シード権者」と呼称します)。
    • 当コンペティション「特級」で過去5年(2021~2025 年)内にファイナルに進出した方
    • 国際音楽コンクール世界連盟加入のピアノコンクールまたはそれに準ずる大規模な国際ピアノコンクールにおいて上位に入賞した方
  • 上記シード権者(最大3名)を除き、25〜30名程度(予定)が「一次予選」に選出されます。一次予選は全体で約60〜65名で行われる予定です。
  • (ア)(イ)に漏れた方のうち希望者は、次の「予備審査」で演奏することができます。
選抜のフロー
重要な確認事項(特級・Pre特級・G級共通)

例年、多くお問合せをいただく事項を各項目よりピックアップしています。

  • ア)特級・Pre特級・G級では当初(1次予選申込時)に提出した全ラウンドの曲目は、1次予選申込締切日を過ぎると、いかなる理由でも変更することはできません。
  • 制限時間のあるラウンドで、演奏時間の過不足は失格または減点の対象となります(演奏時間は最初の曲の音が出た時点から通測し、最後の曲の最後の音まで)。演奏時間が指定の範囲内に収まるように注意するのは参加者側の責任とし、実際の演奏時間の過不足は審査会議で協議し、失格・減点の対応への異議は認めません。
  • 特級・Pre特級・G級の審査では、原則として演奏を途中でカットすることはありませんが、予備審査及び1次予選では、運営や会場利用時間の都合上、やむをえずカットされることがあります。カットが入る場合には、参加票で時間や方法などが事前に通知されます。2次予選以降ではカットはありません。
★ PreG級の実施見送りについて
昨年(2024年冬)の当パンフレットで予告した「PreG級(仮称)」ですが、企画のコンセプト見直しおよび運営準備の都合により、実施を見送り、白紙に戻して検討しなおすこととなりました。2026年度の開催はございません。予告と異なる形になりましたこと、お詫び申し上げます。

1.参加資格

2026年4月1日時点で以下の資格を満たしていること。

特級 年齢制限なし。過去にピティナ・ピアノコンペティションに参加経験があること。「開催日程」欄に詳述するとおり、エントリーを希望する者は全員、書類選考を申し込む必要がある。
Pre特級 年齢制限なし
G級 22歳以下(2003.4.2以降に出生した方)
Jr.G級
高1以下、または15歳以下(2010.4.2以降に出生した方)。ピティナ・ピアノコンペティションD級以上で地区本選優秀賞以上を受賞、またはこれに準ずる経歴のある方。
  • Jr.G級はソロ部門の他級、及びグランミューズ部門Jカテゴリーとの併願はできません。
  • 書類選考及び予選で通過がかなわなかった場合、同年度のコンペティションソロ部門への参加が可能です。

2.開催地区

日程・会場については2025年11月時点の予定です。正式なスケジュールは2026年3月1日以降にこのページをご確認ください。

特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
書類選考 (2026年度特級にエントリーする全ての参加者は書類提出していただきます)
-
  • 応募は、3月に公開される申込フォームから可能です。
  • 書類選考の結果は、4/28(火)までに全員に通知し、落選者で予備審査参加を希望している方には、予備審査曲目の提出を依頼します。通過者には、それぞれ次の事務手続きを依頼します。
  • 動画による応募枠はありません。
★書類選考について
  • 以下のいずれかの資格を持つ方は、「二次予選」に進みます(「シード権者」と呼称します)。ただし、この枠は最大3名までとし、複数名の対象者がいる場合には実績を比較して選考されます。
    • 当コンペティション「特級」で過去5年(2021~2025 年)内にファイナルに進出した方
    • 国際音楽コンクール世界連盟加入のピアノコンクールまたはそれに準ずる大規模な国際ピアノコンクールにおいて上位に入賞した方
  • 上記シード権者(最大3名)を除き、25~30名程度(予定)が「一次予選」に選出されます。一次予選は全体で約60~65名で行われる予定です。
  • (ア)(イ)に漏れた方のうち希望者は、次の「予備審査」で演奏することができます。
4/20(月)正午
予備審査
5/16(土)17(日) 東音ホール(巣鴨) 4/30(木)
  • 書類選考で落選した方のうち、予備審査参加希望者のみを対象とするもので、予備審査の参加には、予め書類選考への申込が必要となります。
第一次予選
6/13(土)14(日) 桐朋学園大学調布キャンパス008教室(13、14日両日)
同 001教室 (14日のみ)
5/19(火)
  • 学内の2部屋同時進行で実施予定です。どの日程・会場で参加するかは抽選により決定します。
室内楽研修会
7/11(土)12(日) 東音ホール(巣鴨)
  • 二次予選進出者を対象として任意参加で行われます。セミファイナルで課題となる室内楽を弦楽器奏者の先生方に学ぶ内容で、詳細は通過者に通知します。
  • 2日間は同内容で、どちらか1日に参加していただく形です。
第二次予選
7月25日(土)
26日(日)
J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) 6/18(木)
  • 複数日程の中での日時の指定はできません。
第三次予選
リハーサル 7月27日(月) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 7月29日(水) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) -
  • 第二次・第三次予選は連続しているので、三次予選のお申込みはありません。
  • リハーサルの時間指定はできません。終日を必ず空けておくこと。
  • 伴奏は、事務局指定の公式伴奏者が行います。二次予選終了後に割り当てとリハーサル時間を通知します。
  • 二次予選と三次予選は2:1の割合で合算されてセミファイナリストが選ばれます。
セミファイナル
室内楽リハーサル 8月17日(月) 東音ホール(巣鴨)予定 -
審査会 8月18日(火) 第一生命ホール(晴海) -
  • リハーサルの時間指定はできません。終日空けておいてください。
  • セミファイナルでは、演奏番号1番の「室内楽⇒ソロ」、続いて2番の「室内楽⇒ソロ」の順で審査します。
  • 室内楽とソロを総合した評価の投票によりファイナリストを決定します。
ファイナル
指揮者合わせ 8月19日(水) 東音ホール(巣鴨)予定 -
オーケストラリハーサル 8月20日(木) 東京都内ホール・練習会場予定 -
審査会 8月21日(金) サントリーホール 大ホール(六本木) -
  • 上記3日間はすべて事務局の指定したスケジュールで行います。時間の希望はできません。
  • 指揮者合わせには、参加者ご自身が手配した伴奏者を随行していただきます。

Pre特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
第一次予選
5/23(土)24(日) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(23,24両日とも)
La Salle F(24日のみ)
4/22(水)
  • のべ3日間で行われます。会場・出演日は抽選により決定します。
マスタークラス
6月下旬の土日予定 都内音楽大学予定
  • マスタークラスは二次予選進出者を対象として任意参加で行われます。コンチェルト演奏と演奏家としての自己表現を学ぶ内容で、詳細は通過者に通知します。
第二次予選
Pre特級二次 7/27(月) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(千葉・新浦安) 7/3(金)
第三次予選
リハーサル 7/28(火) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 7/30(木) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(千葉・新浦安) -
  • 第二次・第三次予選は連続しているので、三次予選のお申込みはありません。
  • 伴奏は、事務局指定の公式伴奏者が行います。二次予選終了後に割り当てとリハーサル時間を通知します。(リハーサルの日時指定はできません)
  • 二次予選と三次予選は2:1の割合で合算されて全国大会進出者が選ばれます。
全国大会
- 8月20日(木) 第一生命ホール(晴海) -

G級

地区名 開催日程 会場 申込締切日 該当本選
第一次予選
G級一次1 6月6日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/7(木) 二次1
G級一次2 6月14日(日) La Salle F(広尾) 5/11(月) 二次2
G級一次3 6月20日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/18(月) 二次1
G級一次4 6月21日(土) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(江古田) 5/18(月) 二次1
G級一次5 6月27日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/25(月) 二次1
G級一次6 6月28日(日) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(江古田) 5/25(月) 二次2
G級一次7 7月4日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/1(月) 二次2
G級一次8 7月5日(日) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(江古田) 6/1(月) 二次1
G級一次9 7月11日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/8(月) 二次2
G級一次(名古屋) 6月28日(日) 名古屋音楽大学めいおんホール 5/25(月) 二次1
G級一次(大阪) 6月14日(日) 大阪音楽大学ミレニアムホール 5/11(月) 二次2
  • 各一次予選ごとに、進出する二次予選のいずれかが指定されています。これを変更することはできません。
  • 各一次予選は、先着順で定員に達し次第締め切るほか、参加希望者数によっては同日に別会場で増設されたり演奏をカットしたりすることもあります。増設の場合、会場は申込先着順で決定します。
第二次予選
G級二次1 7月27日(月)
7月28日(火)
かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール(青砥) 7/7(火) -
G級二次2 8月3日(月)
8月4日(火)
大泉学園ゆめりあホール(練馬) 7/13(月) -
  • 複数日程の中での日時指定はできません。
  • 一次予選ごとに、進出する二次予選が指定されています。
全国大会
- 8月19日(水) 第一生命ホール(晴海) - -

Jr.G級

開催日程 会場
書類選考
2026/2/6(金) 必着
  • 応募多数の場合、書類選考を行います。3/1 頃に応募者全員に結果を通知します
  • 書類選考では、予選・全国大会の曲目提出は不要です。曲目は各段階で随時ご提出いただきます。
予選
2026/4/19(日) 桐朋学園大学 調布キャンパス 008 教室
Jr.G 級のためのマスタークラス(参加任意)
2026年6月下旬の土日予定 都内音楽大学予定
全国大会
2026/8/17(月) 第一生命ホール(東京・晴海)
  • 書類選考及び予選で通過がかなわなかった場合、同年度のコンペティションソロ部門への参加が可能です。
  • 書類選考では、予選・全国大会の曲目提出は不要です。曲目は各段階で随時ご提出いただきます。
  • Jr.G級マスタークラスの参加は任意です。
  • Jr.G級マスタークラスの詳細は調整中です。追って掲載します

3.課題曲

演奏時の共通注意事項(特級・Pre特級・G級・Jr.G級共通)

  • 必ずお読みください
  1. 制限時間のあるソロのステージにおいて、演奏時間の著しい過不足は失格または減点の対象となる。演奏時間は最初の曲の音が出た時点から通測し、最後の曲の最後の音までとする。演奏時間が指定の範囲内に収まるように充分に注意して選曲すること。実際の演奏時間の過不足による失格・減点の協議は審査会議で行い、いかなる異議も認めない。
  2. スタイルの区分や繰り返しの有無等の音楽的判断は参加者によるものとするが、判断は採点の対象となりえる。これらの音楽的判断について、事務局はいっさい問い合わせに応じない。ただし、編曲作品は、編曲者の時代(スタイル)を基準にして選曲すること。
  3. 特級・Pre特級・G級の審査では、原則として演奏を途中でカットすることはないが、1次予選では、運営や会場利用時間の都合上、検討されることがある。カットが入る場合には、参加票で事前に通知される。2次予選以降のカットは、やむをえぬ事態が生じた場合のみ、例外として検討される。
  4. プログラムの演奏順序は自由とする。参加票に印字された順序で弾く必要はない。
  5. 演奏はすべて暗譜で行うこと。但し、特級セミファイナルの邦人新曲課題および室内楽課題については、視奏可とする。
  6. 現在または過去に出版された作品のみを選択の対象とする。楽譜が存在しない作品、即興演奏、プリペアードピアノ演奏、ピアノ以外の楽器混在、弦や楽器本体など鍵盤以外に接触することによって発音させる、いわゆる現代奏法の類を含む作品は、選択不可とする。
  7. 審査員より楽譜閲覧の希望があれば即刻対応するため、各選抜段階では、演奏曲目の楽譜を必ず持参すること。なお、特級・Pre特級・G級の審査の際、1次予選から全国大会までのすべての段階の提出曲目(プログラミング)は、審査の参考資料となる。
特級~G級共通:課題曲提出上の注意

申込において演奏曲目を記入する際、ソナタ等では「楽章」まで、組曲等からの抜粋では抜粋された曲や箇所まで、必ず明記すること。明記がない場合には、全楽章・全曲を演奏するものとみなす。また、作品番号や調性も、通例に従ってできる限り正確に添えること。これらの情報を付けずに作品が1つに特定されないケースでは、審査において異なる曲を演奏したとみなされて失格や減点になっても、異議を認めない。

  • Jr.G級全国大会の曲目提出もこれに準じますが、曲目の表記等に不慣れなケースもあるため、教育的な観点から、Jr.G級に関しては事務局でもサポートします。

特級

第一次予選・第二次予選・セミファイナルを通じて、 (b)(c) (e) の指定課題以外で、必ずバロック・ロマン・近現代スタイルの作品をどこかで演奏するように選曲すること

第一次予選

15分以上25分以内のプログラム。以下の(a)(b)を必ず含むこと。(a)(b)以外の作品を各自の選択により加えてもかまわない。

以下のピアノソナタから1 曲を選び1つ以上の楽章を演奏する(繰り返しは任意)。
ハイドン
  • Hob.XVI:20(c)
  • Hob.XVI:34(e)
  • Hob.XVI:46(As)
  • Hob.XVI:49(Es)
  • Hob.XVI:50(C)
  • Hob.XVI:52(Es)
モーツァルト
  • K.281(B)
  • K.284(D)
  • K.310(a)
  • K.330(C)
  • K.332(F)
  • K.333(B)
  • K.570(B)
  • K.576(D)
ベートーヴェン
  • Op.2-1(f)
  • Op.2-2(A)
  • Op.7(Es)
  • Op.10-3(D)
  • Op.27-1(Es)
  • Op.28(D)
  • Op.31-1(G)
  • Op.31-2(d)
  • Op.31-3(Es)
  • Op.57(f)
  • Op.81a(Es)
  • Op.90(e)
  • Op.101(A)
  • Op.109(E)
  • Op.110(As)
  • Op.111(c)
リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第二次予選

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(c)を必ず含むこと。第一次予選との曲の重複は認めない。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1曲
第三次予選

ファイナルで演奏するピアノ協奏曲から一部分を、ピアノ伴奏で演奏する。

  • 演奏部分は、第二次予選の参加票で事務局より通知する。
  • ピアノ伴奏は事務局が指定した公式伴奏者が務める。第二次終了時にリハーサル日時とともに通過者に通知する。
セミファイナル

次の(1)(2)の課題を演奏する。演奏順序は(1)⇒(2)で、(1)の後、舞台のセッティング変更が済み次第、(2)の審査を開始する。(1)及び(2)の(e)のみ、楽譜を見てもかまわない。

以下の課題曲を、事務局が依頼した弦楽器奏者と演奏する。
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11 「街の歌」 第1楽章(楽譜はヘンレ版を使用すること、繰り返しは省略)
45分以上55分以内のピアノソロのプログラム。音楽的なまとまりをもった15分以上の作品(全曲・全楽章で15分以上、または単一作品・楽章で15分以上の楽曲)を 1曲以上含むこと。以下の(d)(e)を必ず含むこと。(d)以外で、第一次・第二次予選との曲の重複は認めない。
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタより1曲を選択し、1つ以上の楽章を演奏する。繰り返しは任意。第一次予選で演奏した曲と同一でもよい。
当コンクールのために委嘱された指定の邦人新曲作品(演奏時間4分としてプログラムに組み込むこと)。
  • (e)の楽譜は、第三次予選終了後に、通過者に配布する。
  • (e)を、セミファイナルより前に公開の場で演奏することを禁ずる。違反した場合、失格となる。
ファイナル

下記のピアノ協奏曲より任意の1 曲。オーケストラ伴奏により審査する。

  • 事前の指揮者合わせ及びリハーサルの持ち時間は選択した協奏曲により異なる。
W.A. モーツァルト
  • ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
  • ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
  • ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488
  • ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491
  • ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503
  • ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調 K.537
  • ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
ベートーヴェン
  • ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
  • ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.19
  • ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 Op.37
  • ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58
  • ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73
メンデルスゾーン
  • ピアノ協奏曲 第1番 ト短調 Op.25
シューマン
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ショパン
  • ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
  • ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op.21
リスト
  • ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
  • ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
サン=サーンス
  • ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.22
  • ピアノ協奏曲 第4番 ハ短調 Op.44
  • ピアノ協奏曲 第5番 ヘ長調 Op.103
グリーグ
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
チャイコフスキー
ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
ラフマニノフ
  • ピアノ協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 Op.1(改訂版)
  • ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
  • ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調Op.30
  • パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
ラヴェル
  • ピアノ協奏曲
バルトーク
  • ピアノ協奏曲 第2番 Sz.95
  • ピアノ協奏曲 第3番 Sz.119
プロコフィエフ
  • ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
  • ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26

Pre特級

第一次予選(実音審査)

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタから、1つ以上の楽章(繰り返しは自由)。
第二次予選

18 分以上24 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次予選での演奏楽曲との重複は不可。

ショパン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第三次予選

特級ファイナルで指定されているピアノ協奏曲の一覧から1 つを選び、原則として第1 楽章を演奏する。但し、以下の作品は例外として下記指定箇所を演奏すること。

  • リスト1番 Quasi adagio 以降~最後まで
  • リスト2番 Allegro moderato 以降~最後まで
  • ラフマニノフ・パガニーニ狂詩曲 冒頭~第18変奏まで
  • ラヴェル 第1楽章と第3楽章
  • ピアノ伴奏は事務局が依頼した公式伴奏者が行う。合わせ練習を指定日程(開催日程欄参照)に行うので必ず空けておくこと。
  • 長い管弦楽パートから開始する楽曲は、序奏(伴奏)の一部をカットすることがある。
全国大会

35分以上45分以内のプログラム。第一次・第二次予選演奏楽曲との重複は不可。全国大会のプログラム内で、以下の(ア)(イ)のスタイル区分から各1曲以上を必ず選択すること

バロックまたはクラシック
ロマンまたは近現代

G級

第一次予選・第二次予選・全国大会を通じて、(a)(b)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。

第一次予選

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。組曲、ソナタ等からの抜粋も可。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1 曲(但し、Op.10-3,10-6,25-7 を除く)
第二次予選 15 分以上20 分以内のプログラム。第一次予選との重複は認めない。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。)組曲、ソナタ等からの抜粋も可。
全国大会

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次・第二次予選との重複は可能。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合、複数の作曲家の作品を選ぶことも可)

第一次予選で演奏したものと同一のショパンのエチュード

Jr.G級

予選

下記(1)(2)(3)の課題を任意の順序で演奏すること

J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の以下の作品より1つを選択し、前奏曲とフーガを演奏する。
  • 第3番 嬰ハ長調 BWV848
  • 第9番 ホ長調 BWV854
  • 第13番 嬰へ長調 BWV858
ハイドンの以下のソナタから1つを選択して演奏する(繰り返しは省略すること)
  • ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24 第1楽章
  • ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:28 第1楽章
  • ソナタ ハ長調 Hob.XVI:35 第1楽章
ショパンのエチュードOp.10またはOp.25より1曲を選択して演奏する。(但し、Op.10-3、Op.10-6、Op.25-7を除く)
全国大会

17分以上22分以内のプログラムを演奏する。ただし、以下の条件を満たすように選曲すること。演奏曲順は自由

指定課題を含むプログラム全体を通じ、音楽史における意味や位置づけ、調性の関連、作品の内容や背景など、何らかの観点で1つの大きなストーリーを描くようなプログラムを組むこと(その意味合い・ストーリーを提出・説明させることはないが、1つのテーマや考えのもとに自身で選曲すること)
7分以上のまとまりを持った作品を必ず1つ以上含むこと(全曲・全楽章で7分以上の作品、または単一作品・楽章で7分以上の楽曲とする。組曲等の「抜粋」を合計して7分以上とする選曲は不可)
メンデルスゾーン「無言歌」の以下の作品より1 曲選択する。
  • Op.19-1 ホ長調「甘い思い出」
  • Op.19-6 ト短調「ヴェネツィアの舟歌(第1)」
  • Op.38-6 変イ長調「デュエット」
  • Op.62-1 ト長調「5月の風」
  • Op.67-2 嬰へ短調「失われた幻影」
上記課題(3)以外の楽曲において、(a)(b)それぞれのスタイル区分から1曲以上を必ず選択する。
(a)バロックまたはクラシック (b)ロマンまたは近現代
予選で演奏した作品の選択は不可とする。

4.参加料(2026年度)

特級

  会員割引 指導者割引 一般料金
書類選考(エントリー) 無料
予備審査(※) ¥14,500 ¥15,500 ¥16,500
第一次予選 ¥22,000 ¥23,000 ¥24,000
第二次予選 ¥29,000 ¥30,000 ¥31,000
第三次予選~ファイナル 無料
  • 書類選考落選者のうち希望者のみ

Pre特級

  会員割引 指導者割引 一般料金
第一次予選 ¥20,000 ¥21,000 ¥22,000
第二次予選 ¥27,500 ¥28,500 ¥29,500
第三次予選~全国大会 無料

G級

  会員割引 指導者割引 一般料金
第一次予選 ¥19,000 ¥20,000 ¥21,000
第二次予選 ¥26,000 ¥27,000 ¥28,000
全国大会 無料

Jr.G級

  会員割引 指導者割引 一般
書類選考 無料
予選 ¥16,000 ¥17,000 ¥18,000
全国大会 ¥24,500 ¥25,500 ¥26,500

割引区分

一般 参加者が下記の2つの割引に該当しない方
指導者割引 参加者のピアノ指導者が、ピティナ会員である場合
会員割引 本人またはそのご家族(2親等以内)が、ピティナ会員である場合
  • 「ピティナ会員」とは、ピティナに年会費を納めている以下の会員を指します。(正会員、指導会員、演奏会員、研究会員、作曲会員、調律会員、支持会員、学生会員、家族会員、グランミューズ会員)
  • グランミューズ会員は、本人が参加する場合に限り、会員割引が適用されます。

5.審査方法

  • 審査は、原則として公開の場で行う。(感染症の流行等の事由が生じた場合、及び会場からの要請があった場合には、非公開審査や入場制限に切り替えることがある)
  • 各予選及びPre特級・G級・Jr.G級の全国大会の審査員は当日発表される。特級ファイナル・セミファイナルの審査員は、7月頃に事前発表される。
  • 採点票(予選)は、出席した参加者全員に交付される。全国大会(含・特級ファイナル/セミファイナル)では採点票は交付しない。
  • 全国大会の採点結果は、10月頃に発行される会報誌「コンペティション結果特集号」で公開される。また、個々の参加者への採点は全国大会後に通知される。特級ファイナル・セミファイナルの採点結果は、実施翌日に当協会ウェブサイトで公表される。

審査員と共演者紹介

海外招聘審査員

グラハム・スコット
英国王立北部音楽大学教授
チェ・ヒヨン
ピーボディ音楽院教授
バルバラ・シュチェパンスカ
若いピアニストのためのシューマン国際ピアノコンクール芸術監督、元デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン大学教授

セミファイナル室内楽共演者

青木尚佳
(ヴァイオリン)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
伊藤悠貴
(チェロ)
ブラームス国際コンクール・ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位

ファイナル指揮者・オーケストラ

太田弦
(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団

6.褒賞(2026年度予定)

  • 下記は予定です。決定内容は「全国大会プログラム」で発表します。

特級

賞名 賞金
本賞(審査員による決定)
グランプリ 賞金150万円+ファイナル出演料15万円+セミ出演料5万円
銀賞 賞金50万円+ファイナル出演料15万円+セミ出演料5万円
銅賞 賞金20万円+ファイナル出演料15万円+セミ出演料5万円
入選 ファイナル出演料15万円+セミ出演料5万円
  • グランプリには、このほか、特級寄付基金よりグランプリ活動支援金として120万円、福田賞(コンペ50回記念)として100万円が贈られます(予定)。
聴衆賞(ファイナル会場の聴衆投票)
第1位 100万円
第2位 50万円
第3位 25万円
第4位 15万円
オンライン聴衆賞(オンライン投票による選出)
第1位 30万円
第2位 15万円
第3位 10万円
第4位 5万円
第5位 3万円
第6位 2万円
セミファイナル演奏料
ファイナリスト以外2名 5万円

Pre特級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額40万円
銀賞 1名 総額20万円
銅賞 1名 総額10万円
ベスト賞 若干名 _

G級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額40万円
銀賞 1名 総額20万円
銅賞 1名 総額10万円
ベスト賞 若干名 _

Jr.G級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額250,000円
銀賞 1名 総額150,000円
銅賞 1名 総額 80,000円
ベスト賞 若干名 _

後援・協賛団体からの褒賞(昨年度実績および予定)

文部科学大臣賞、東京都知事賞、ヒノキ賞、スタインウェイ賞(運搬協賛:共立ラインサービス) 、福田靖子賞(Jr.G級)

7.申込方法と変更申請

申込方法

申込はすべて、当協会ウェブサイトから受け付けます。

特級

2026年3月上旬に書類選考フォームを開設します。すべての申込者は、選考の材料となる情報を登録することからスタートします。書類選考では、第一次予選〜ファイナルの演奏曲目は必要ありません。プログラムは、書類選考(・予備審査)を通過した方にご案内する一次予選申込時に提出していただきます。 申込締切は、2026年4月21日(月)正午とし、申込遅延はいっさい受け付けません。(開催日程欄も参照)

Pre特級・G級

2026年4月上旬に参加申込フォームを開設します。申込締切日は、各一次予選地区ごとに異なります。(開催日程欄を参照)

申込内容の変更申請

課題曲(プログラム)の変更

当協会ウェブサイトの問合せフォームからお送りください。特級・Pre特級・G級では、第一次予選の各地区の申込締切日が、全ラウンドの曲目変更の締切日です。1次予選申込時に提出した全ラウンドの曲目は、1次予選申込締切日を過ぎると、いかなる理由でも変更することはできません。

個人情報の変更

住所や連絡先などの個人情報の変更は、ピティナ・マイページからお手続きください。入れ違いに参加票や連絡メールを差し上げる場合があるため、1次予選申込前に今年度の情報にアップデートしてください。

指導者登録の変更

2026年7月17日(金)までに、ピティナ・マイページからお手続きください。この期日を過ぎると、指導者を登録・削除することはできません。この登録が、参加者受賞時の特別指導者賞・指導者賞の表彰に使われるほか、各種演奏会等の招待もここに登録された指導者に向けて行います。

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