ピティナ・ピアノコンペティション

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  • 2025年度 特級・Pre特級・G級 参加要項

特級・Pre特級・G級・Jr.G級 参加要項

共催:J:COM浦安音楽ホール(特級二次・三次)
会場協力:サントリーホール、第一生命ホール、大阪音楽大学(予定)、桐朋学園大学、名古屋音楽大学、武蔵野音楽大学(予定)、音降りそそぐ武蔵ホール

2025年度参加要項PDF

特級・Pre特級・G級要項
2025年度の変更点
特級 エントリー方法が大幅にリニューアルしました

特級に申し込む方は、どなたも最初にエントリー(4月21日(月)正午まで)が必要です。申込者は、エントリー時の情報により 以下のように選考されます。

  • 以下のいずれかの資格を持つ方は、「二次予選」に進みます(「シード権者」と呼称します)。 ただし、この枠は最大3名までとし、複数名の対象者がいる場合には実績を比較して選考されます。
    • 当コンペティション「特級」で過去5年(2020~2024 年)内にファイナルに進出した方
    • 国際音楽コンクール世界連盟加入のピアノコンクールまたはそれに準ずる大規模な国際ピアノコンクールにおいて上位に入賞した方
  • 上記シード権者(最大3名)を除き、20~25名程度(予定)が「一次予選」に選出されます。一次予選は全体で約60~65名で行われる予定です。
  • (ア)(イ)に漏れた方のうち希望者は、次の「予備審査」で演奏することができます。
選抜のフロー
特級セミファイナルに、室内楽課題が追加されました

特級セミファイナルの課題に、ソロリサイタル(45〜55分)に加えて、室内楽(モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 第1楽章)が追加されました。これに伴い、セミファイナリストは、7名から6名に変更となります。2025年度の共演者には、世界屈指の2つのトップオーケストラから、青木尚佳さん(ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)湯浅江美子さん(バイエルン放送交響楽団第一ソロヴィオラ奏者)三井静さん(ミュンヘン・フィルチェロ奏者)をお迎えします。また、7月中に希望者に対して室内楽研修会を実施します。

青木尚佳
(ヴァイオリン)
湯浅江美子
(ヴィオラ)
三井静
(チェロ)
Pre特級 一次予選の書類選考は廃止し、実音審査のみとなりました
全級 参加料が改定されました
★ PreG級の実施(2026年度~)
F級とG級を橋渡しする「PreG級(仮称)」が、2026年度よりスタートします。課題は、G 級に準じてかなり自由に選択でき、幅広く学習にご活用いただけるカテゴリーになる予定です。お楽しみに!

1.参加資格

2025年4月1日時点で以下の資格を満たしていること。

特級 年齢制限なし。過去にピティナ・ピアノコンペティションに参加経験があること。「開催日程」欄に詳述するとおり、エントリーを希望する者は全員、書類選考を申し込む必要がある。
Pre特級 年齢制限なし
G級 22歳以下(2002.4.2以降に出生した方)

2.開催地区

日程・会場については2024年11月時点の予定です。正式なスケジュールは2025年3月1日以降にこのページをご確認ください。

特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
書類選考 (2025年度特級にエントリーする全ての参加者は書類提出していただきます)
-
  • 応募は、ウェブサイト上のフォームからの記入形式です。
  • 書類選考の結果は、4/28(月)までに全員に通知し、落選者で予備審査参加を希望している方には、予備審査曲目の提出を依頼します。通過者には、それぞれ次の事務手続きを依頼します。
  • 2025年度より、動画による応募枠はありません。
★書類選考について
  • 以下のいずれかの資格を持つ方は、「二次予選」に進みます(「シード権者」と呼称します)。ただし、この枠は最大3名までとし、複数名の対象者がいる場合には実績を比較して選考されます。
    • 当コンペティション「特級」で過去5年(2020~2024 年)内にファイナルに進出した方
    • 国際音楽コンクール世界連盟加入のピアノコンクールまたはそれに準ずる大規模な国際ピアノコンクールにおいて上位に入賞した方
  • 上記シード権者(最大3名)を除き、20~25名程度(予定)が「一次予選」に選出されます。一次予選は全体で約60~65名で行われる予定です。
  • (ア)(イ)に漏れた方のうち希望者は、次の「予備審査」で演奏することができます。
4/21(月)正午
予備審査
5/17(土)18(日) 東音ホール(巣鴨) 4/30(水)
  • 書類選考で落選した方のうち、予備審査参加希望者のみを対象とするもので、予備審査の参加には、予め書類選考への申込が必要となります。
第一次予選
6/14(土)15(日) 桐朋学園大学 調布キャンパス 008室及び001室(調布) 5/22(木)
  • 学内の2部屋同時進行で実施予定です。どちらの会場で参加するかは抽選により決定します。
室内楽研修会
7/12(土)13(日) 東京都内スタジオ予定
  • 二次予選進出者を対象として任意参加で行われます。セミファイナルで課題となる室内楽を弦楽器奏者の先生方に学ぶ内容で、詳細は通過者に通知します。
第二次予選
7月26日(土)
27日(日)
J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) 6/24(火)
  • 二次予選の日時の指定はできません。
第三次予選
リハーサル 7月28日(月) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 7月29日(火) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(新浦安) -
  • リハーサルの日時指定はできません。審査前日を必ず空けておくこと。
  • 伴奏は、事務局指定の公式伴奏者が行います。二次予選終了後に割り当てとリハーサル時間を通知します。
  • 二次予選と三次予選は2:1の割合で合算されてセミファイナリストが選ばれます。
セミファイナル
リハーサル 8月18日(月) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 8月19日(火) 第一生命ホール(晴海) -
  • リハーサルの時間指定はできません。
  • セミファイナルでは、演奏番号1番の「室内楽⇒ソロ」、続いて2番の「室内楽⇒ソロ」の順で審査します。
  • 室内楽とソロはそれぞれ評価し、ソロ重視の定められた割合で合算されます。
ファイナル
指揮者合わせ 8月20日(水) 東京都内スタジオ予定 -
オーケストラリハーサル 8月21日(木) 東京都内ホール・練習会場予定 -
審査会 8月22日(金) サントリーホール 大ホール(六本木) -
  • 上記3日間はすべて事務局の指定したスケジュールで行います。時間の希望はできません。
  • 指揮者合わせには、参加者ご自身が手配した伴奏者を随行していただきます。

Pre特級

地区名 開催日程 会場 申込締切日
第一次予選
5/24(土)25(日) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(予定) 4/21(月)
  • 2025年度は、Pre特級には書類選考および動画による審査はありません。
マスタークラス
6/28(土)29(日) 桐朋学園大学 調布キャンパス
  • マスタークラスは二次予選進出者を対象として任意参加で行われます。コンチェルト演奏と演奏家としての自己表現を学ぶ内容で、詳細は通過者に通知します。
第二次予選
Pre特級二次 7/28(月) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(千葉・新浦安) 7/4(金)
第三次予選
リハーサル 7/30(水)31(木) 東京都内スタジオ予定 -
審査会 8/1(金) J:COM浦安音楽ホール コンサートホール(千葉・新浦安) -
  • 伴奏は、事務局指定の公式伴奏者が行います。二次予選終了後に割り当てとリハーサル時間を通知します。(リハーサルの日時指定はできません)
  • 二次予選と三次予選は2:1の割合で合算されて全国大会進出者が選ばれます。
全国大会
- 8月21日(木) 第一生命ホール(晴海) -

G級

地区名 開催日程 会場 申込締切日 該当本選
第一次予選
G級一次1 6月8日(日) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/7(水) 二次1
G級一次2 6月14日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/12(月) 二次2
G級一次3 6月15日(日) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/12(月) 二次2
G級一次4 6月21日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/19(月) 二次1
G級一次5 6月22日(日) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 5/19(月) 二次1
G級一次6 6月28日(土) 武蔵野音楽大学 ウィンドアンサンブルホール(江古田)(予定) 5/26(月) 二次2
G級一次7 7月5日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/2(月) 二次1
G級一次8 7月6日(日) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/2(月) 二次1
G級一次9 7月12日(土) 音降りそそぐ武蔵ホール(入間) 6/2(月) 二次2
G級一次(名古屋) 6月29日(日) 名古屋音楽大学めいおんホール 5/26(月) 二次2
G級一次(大阪) 6月21日(土) 大阪音楽大学ミレニアムホール(予定) 5/19(月) 二次1
  • 各一次予選ごとに、進出する二次予選のいずれかが指定されています。これを変更することはできません。
  • 土日に連続するG級一次2・3、4・5、7・8は土曜と日曜で同じ審査員が審査することがあります。通過者は地区ごと(日ごと)に決定します。
  • 各一次予選は、参加者数によっては同日に別会場で増設されることがあります。その場合、会場は申込の先着順で決定します。
第二次予選
G級二次1 7月28日(月)
7月29日(火)
かつしかシンフォニーヒルズアイリスホール(青砥) 7/8(火) -
G級二次2 7月31日(木)
8月1日(金)
大泉学園ゆめりあホール(大泉学園) 7/14(月) -
  • 複数日程の中での日時指定はできません。
  • 一次予選ごとに、進出する二次予選が指定されています。
全国大会
- 8月20日(水) 第一生命ホール(晴海) - -

3.課題曲

演奏時の共通注意事項(特級・Pre特級・G級・Jr.G級共通)

  • 必ずお読みください
  1. 制限時間のあるソロのステージにおいて、演奏時間の著しい過不足は失格または減点の対象となる。演奏時間は最初の曲の音が出た時点から通測し、最後の曲の最後の音までとする。演奏時間が指定の範囲内に収まるように充分に注意して選曲すること。実際の演奏時間の過不足による失格・減点の協議は審査会議で行い、いかなる異議も認めない。
  2. スタイルの区分や繰り返しの有無等の音楽的判断は参加者によるものとするが、判断は採点の対象となりえる。これらの音楽的判断について、事務局はいっさい問い合わせに応じない。ただし、編曲作品は、編曲者の時代(スタイル)を基準にして選曲すること。
  3. 特級・Pre特級・G級の審査では、原則として演奏を途中でカットすることはないが、1次予選では、運営や会場利用時間の都合上、検討されることがある。カットが入る場合には、参加票で事前に通知される。2次予選以降のカットは、やむをえぬ事態が生じた場合のみ、例外として検討される。
  4. プログラムの演奏順序は自由とする。参加票に印字された順序で弾く必要はない。
  5. 演奏はすべて暗譜で行うこと。但し、特級セミファイナルの邦人新曲課題および室内楽課題については、視奏可とする。
  6. 現在または過去に出版された作品のみを選択の対象とする。楽譜が存在しない作品、即興演奏、プリペアードピアノ演奏、ピアノ以外の楽器混在、弦や楽器本体など鍵盤以外に接触することによって発音させる、いわゆる現代奏法の類を含む作品は、選択不可とする。
  7. 審査員より楽譜閲覧の希望があれば即刻対応するため、各選抜段階では、演奏曲目の楽譜を必ず持参すること。なお、特級・Pre特級・G級の審査の際、1次予選から全国大会までのすべての段階の提出曲目(プログラミング)は、審査の参考資料となる。

特級

第一次予選・第二次予選・セミファイナルを通じて、 (b)(c) (e) の指定課題以外で、必ずバロック・ロマン・近現代スタイルの作品をどこかで演奏するように選曲すること(昨年度からの変更点を赤字で表記しています。)

第一次予選

15分以上25分以内のプログラム。以下の(a)(b)を必ず含むこと。(a)(b)以外の作品を各自の選択により加えてもかまわない。

以下のピアノソナタから1 曲を選び1 つ以上の楽章を演奏する(繰り返しは任意)。
ハイドン
  • Hob.XVI:20(c)
  • Hob.XVI:46(As)
  • Hob.XVI:50(C)
  • Hob.XVI:52(Es)
モーツァルト
  • K.279(C)
  • K.282(Es)
  • K.311(D)
  • K.330(C)
  • K.333(B)
  • K.457(c)
  • K.570(B)
  • K.533/494(F)
ベートーヴェン
  • Op.2-1(f)
  • Op.2-3(C)
  • Op.10-1(c)
  • Op.13(c)
  • Op.22(B)
  • Op.27-1(Es)
  • Op.28(D)
  • Op.31-2(d)
  • Op.31-3(Es)
  • Op.53(C)
  • Op.54(F)
  • Op.90(e)
  • Op.101(A)
  • Op.109(E)
  • Op.110(As)
  • Op.111(c)
リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第二次予選

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(c)を必ず含むこと。第一次予選との曲の重複は認めない。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1曲
第三次予選

ファイナルで演奏するピアノ協奏曲から一部分を、ピアノ伴奏で演奏する。

  • 演奏部分は、第二次予選の参加票で事務局より通知する。
  • ピアノ伴奏は事務局が指定した公式伴奏者が務める。第二次終了時にリハーサル日時とともに通過者に通知する。
セミファイナル

45 分以上55 分以内のプログラム。音楽的なまとまりをもった15 分以上の作品(全曲・全楽章で15 分以上、または単一作品・楽章で15 分以上の楽曲)を1 曲以上含むこと。以下の(d)(e)を必ず含むこと。(d)以外での第一次・第二次予選との曲の重複は認めない。(e)については、第三次予選終了時に、セミファイナル進出者に楽譜を提供する。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタより1 曲を選択し、1 つ以上の楽章を演奏する(繰り返しは任意)。第一次予選で選択した曲と同一でもよい。
当コンクールのために委嘱された指定の邦人作品(演奏時間4 分としてプログラムに組み込むこと。この課題に限り視奏可)。
  • (e)をセミファイナルより前に公開の場で演奏することを禁ずる。
ファイナル

下記のピアノ協奏曲より任意の1 曲。オーケストラ伴奏により審査する。

  • 事前の指揮者合わせ及びリハーサルの持ち時間は選択した協奏曲により異なる。
W.A. モーツァルト
  • ピアノ協奏曲 第20 番 ニ短調 K.466
  • ピアノ協奏曲 第21 番 ハ長調 K.467
  • ピアノ協奏曲 第23 番 イ長調 K.488
  • ピアノ協奏曲 第24 番 ハ短調 K.491
  • ピアノ協奏曲 第25 番 ハ長調 K.503
  • ピアノ協奏曲 第26 番 ニ長調 K.537
  • ピアノ協奏曲 第27 番 変ロ長調 K.595
ベートーヴェン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ハ長調 Op.15
  • ピアノ協奏曲 第2 番 変ロ長調 Op.19
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ハ短調 Op.37
  • ピアノ協奏曲 第4 番 ト長調 Op.58
  • ピアノ協奏曲 第5 番 変ホ長調 Op.73
メンデルスゾーン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ト短調 Op.25
シューマン
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
ショパン
  • ピアノ協奏曲 第1 番 ホ短調 Op.11
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ヘ短調 Op.21
リスト
  • ピアノ協奏曲 第1 番 変ホ長調
  • ピアノ協奏曲 第2 番 イ長調
サン=サーンス
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ト短調 Op.22
  • ピアノ協奏曲 第4 番 ハ短調 Op.44
  • ピアノ協奏曲 第5 番 ヘ長調 Op.103
グリーグ
  • ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
チャイコフスキー
ピアノ協奏曲 第1 番 変ロ短調 Op.23
ラフマニノフ
  • ピアノ協奏曲 第1 番 嬰ヘ短調 Op.1(改訂版)
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ハ短調 Op.18
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ニ短調Op.30
  • パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
ラヴェル
  • ピアノ協奏曲
バルトーク
  • ピアノ協奏曲 第2 番 Sz.95
  • ピアノ協奏曲 第3 番 Sz.119
プロコフィエフ
  • ピアノ協奏曲 第2 番 ト短調 Op.16
  • ピアノ協奏曲 第3 番 ハ長調 Op.26

Pre特級

  • Pre特級は2023年度に比して大幅に課題が変更になっております。ご注意ください。
第一次予選(実音審査)

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。

ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタから、1つ以上の楽章(繰り返しは自由)。
第二次予選

18 分以上24 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次予選での演奏楽曲との重複は不可。

ショパン、リスト、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、プロコフィエフ、リゲティのエチュードから任意の1曲
第三次予選

特級ファイナルで指定されているピアノ協奏曲の一覧から1 つを選び、原則として第1 楽章を演奏する。但し、以下の作品は例外として下記指定箇所を演奏すること。

  • リスト1 番 Quasi adagio 以降~最後まで
  • リスト2 番 Allegro moderato 以降~最後まで
  • ラフマニノフ・パガニーニ狂詩曲 冒頭~第18 変奏まで
  • ラヴェル 第1 楽章と第3 楽章
  • ピアノ伴奏は事務局が依頼した公式伴奏者が行う。合わせ練習を指定日程(開催日程欄参照)に行うので必ず空けておくこと。
  • 長い管弦楽パートから開始する楽曲は、序奏(伴奏)の一部をカットすることがある。
全国大会

35分以上45分以内のプログラム。第一次・第二次予選演奏楽曲との重複は不可。全国大会のプログラム内で、以下の(ア)(イ)のスタイル区分から各1曲以上を必ず選択すること

バロックまたはクラシック
ロマンまたは近現代

G級

第一次予選・第二次予選・全国大会を通じて、(a)(b)の指定課題以外で、必ずバロック・クラシック・ロマン・近現代のスタイルの作品をどこかで演奏するようにプログラムを組むこと。

第一次予選

10 分以上15 分以内のプログラム。以下の(a)を必ず含むこと。1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。組曲、ソナタ等からの抜粋も可。

ショパンのエチュード作品10 または作品25 から任意の1 曲(但し、Op.10-3,10-6,25-7 を除く)
第二次予選 15 分以上20 分以内のプログラム。第一次予選との重複は認めない。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合は、同一の作曲家の作品とする。)組曲、ソナタ等からの抜粋も可。
全国大会

25 分以上35 分以内のプログラム。以下の(b)を必ず含むこと。第一次・第二次予選との重複は可能。異なる2 つ以上のスタイルを必ず含むこと(1 つのスタイルから数曲を選ぶ場合、複数の作曲家の作品を選ぶことも可)

第一次予選で演奏したものと同一のショパンのエチュード

4.参加料

特級

  一般 指導者割引 会員割引
書類選考(エントリー) 無料
予備審査(※) ¥15,500 ¥14,500 ¥13,500
第一次予選 ¥21,500 ¥20,500 ¥19,500
第二次予選 ¥30,500 ¥29,500 ¥28,500
第三次予選~ファイナル 無料
  • 書類選考落選者のうち希望者のみ

Pre特級

  一般 指導者割引 会員割引
第一次予選 ¥20,500 ¥19,500 ¥18,500
第二次予選 ¥29,000 ¥28,000 ¥27,000
第三次予選~全国大会 無料

G級

  一般 指導者割引 会員割引
第一次予選 ¥19,500 ¥18,500 ¥17,500
第二次予選 ¥27,500 ¥26,500 ¥25,500
全国大会 無料

割引区分

一般 参加者が下記の2つの割引に該当しない方
指導者割引 参加者のピアノ指導者が、ピティナ会員である場合
会員割引 本人またはそのご家族(2親等以内)が、ピティナ会員である場合
  • 「ピティナ会員」とは、ピティナに年会費を納めている以下の会員を指します。(正会員、指導会員、演奏会員、研究会員、作曲会員、調律会員、支持会員、学生会員、家族会員、グランミューズ会員)
  • グランミューズ会員は、本人が参加する場合に限り、会員割引が適用されます。

5.審査方法

  • 審査は、原則として公開の場で行う。(感染症の流行等の事由が生じた場合、及び会場からの要請があった場合には、非公開審査や入場制限に切り替えることがある)
  • 各予選及びPre特級・G級の全国大会の審査員は当日発表される。特級ファイナル・セミファイナルの審査員は、7月頃に事前発表される。
  • 採点票(予選)は、出席した参加者全員に交付される。全国大会(含・特級ファイナル/セミファイナル)では採点票は交付しない。
  • 全国大会の採点結果は、10月頃に発行される会報誌「コンペティション結果特集号」で公開される。また、個々の参加者への採点は全国大会後に通知される。

審査員と共演者紹介

海外招聘審査員

グラハム・スコット
英国王立北部音楽大学教授
マルクス・シルマー
グラーツ音楽大学教授
エマニュエル・シュトロッセ
パリ国立高等音楽院

セミファイナル室内楽共演者

青木尚佳
(ヴァイオリン)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター
湯浅江美子
(ヴィオラ)
バイエルン放送交響楽団 第一ソロヴィオラ奏者
三井静
(チェロ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 チェロ奏者

ファイナル指揮者・オーケストラ

大井剛史
(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

6.褒賞(2025年度予定)

  • 下記は予定です。決定内容は「全国大会プログラム」で発表します。

特級

本賞(審査員による決定)

賞名 賞金
グランプリ 賞金150万円+ファイナル出演料20万円
銀賞 賞金50万円+ファイナル出演料20万円
銅賞 賞金20万円+ファイナル出演料20万円
入選 ファイナル出演料20万円

聴衆賞(ファイナル会場の聴衆投票)

賞名 賞金
第1位 賞金120万円
第2位 賞金60万円
第3位 賞金30万円
第4位 賞金15万円

オンライン聴衆賞(オンライン投票による選出)

賞名 賞金
第1位 賞金50万円
第2位 賞金25万円
第3位 賞金15万円
第4位 賞金10万円
第5-7位賞金 各5万円

セミファイナル演奏謝礼

賞名 賞金
セミファイナリスト 出演料 各5万円
  • 但しセミファイナル入場料収入により追加することがある

Pre特級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額40万円
銀賞 1名 総額20万円
銅賞 1名 総額10万円
ベスト賞 若干名 _

G級

賞名 人数 賞金
金賞 1名 総額40万円
銀賞 1名 総額20万円
銅賞 1名 総額10万円
ベスト賞 若干名 _

後援・協賛団体からの褒賞(昨年度実績および予定)

文部科学大臣賞、東京都知事賞、ヒノキ賞、スタインウェイ賞、福田靖子賞(Jr.G級)

7.申込方法と変更申請

(1)申込方法

申込はすべて、当協会ウェブサイトから受け付けます。

特級

2025年3月上旬に書類選考フォームを開設します。すべての申込者は、選考の材料となる情報を登録することからスタートします。書類選考では、第一次予選〜ファイナルの演奏曲目は必要ありません。プログラムは、書類選考(・予備審査)を通過した方にご案内する一次予選申込時に提出していただきます。 申込締切は、2025年4月21日(月)正午とし、申込遅延はいっさい受け付けません。(開催日程欄も参照)

Pre特級・G級

2025年4月上旬に参加申込フォームを開設します。申込締切日は、各一次予選地区ごとに異なります。(開催日程欄を参照)

(2)申込内容の変更申請

ア)課題曲(プログラム)の変更

当協会ウェブサイトの問合せフォームからお送りください。特級・Pre特級・G級では、第一次予選の各地区の申込締切日が、全ラウンドの曲目変更の締切日です。1次予選申込時に提出した全ラウンドの曲目は、1次予選申込締切日を過ぎると、いかなる理由でも変更することはできません。

イ)個人情報の変更

住所や連絡先などの個人情報の変更は、ピティナ・マイページからお手続きください。入れ違いに参加票や連絡メールを差し上げる場合があるため、1次予選申込前に今年度の情報にアップデートしてください。

ウ)指導者登録の変更

2025年7月18日(金)までに、ピティナ・マイページからお手続きください。この期日を過ぎると、指導者を登録・削除することはできません。この登録が、参加者受賞時の特別指導者賞・指導者賞の表彰に使われるほか、各種演奏会等の招待もここに登録された指導者に向けて行います。