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版の違いについて(2025年度)
コンペティション課題曲の版の違いについて、該当する課題曲がある場合、こちらのページで公開します。
A2級
ブレスラウアー/順々に
楽譜冒頭に記載されている<音域>の1小節は演奏しません。拍子記号のある小節、Andanteのところから演奏します。
佐藤 敏直/おひるね
『2025 ピティナ・ピアノコンペティションアナリーゼ特集(アナリーゼ楽譜)』5ページ目の「譜例(和声づけの一案)」左上のテンポ表示は、付点四分音符ではなく四分音符です。(「四分音符=104」が正しいです。)
A1級
グリンカ/ポルカ
参加要項に「最後の小節右手が版によって違います。いずれで弾いても構いません。」と記載がありますが、正しくは「最後の小節左手」です。
C級
W.A.モーツァルト/ウィーンソナチネ 第6番 第1楽章
版によって音やアーティキュレーションの違う箇所が複数ありますが、いずれの版をお使いいただいても構いません。
マクダウェル/タランテラ
音楽之友社版の楽譜では、13小節目 4拍目左手にアクセントが付いていませんが、アクセントが付くものと考えられます。
イベール/「物語」より Ⅳ.おてんば娘(風変わりな少女)
曲名について、要項では「おてんば娘」と表記しておりますが、推薦楽譜の『ルデュック社ライセンス版 ジャック・イベール「物語」全曲版』では「風変わりな少女」という表記です。
連弾初級B
タイユフェール/「最初のお手柄」より No.4
Primo 37小節目(最後から4小節目)の最初の強弱記号は、なにも記載がありませんが、同じ箇所のセコンドと同じく「p(ピアノ)」と思われます。
- こちらの曲は、現在は絶版になっているカワイ出版の『フレッシュプログラムVol.1』に掲載されており、この楽譜ではプリモも「p」となっていました。
連弾中級A
アレンスキー/12の小品 ロマンス Op.66-9
①Primo左手 14小節目3拍目のAis音は、底本(P.Jurgensonによる初版)では、3拍目裏拍に、つまり右手E音の真下に四分音符で書かれていました。

ミュッセ及び課題曲楽譜集で販売している楽譜では、音価通りの位置に記載しています。

このPrimo左手 14小節目3拍目のAis音は、この楽譜通り四分音符で弾いても、3拍目裏で八分音符として弾いても、どちらでもかまいません。(採点には一切影響しません)。
②Primo右手 16小節目3拍目の音につき、『第49回 ピティナ・ピアノコンペティション課題曲楽譜集』では「E-H-E(ミーシーミ)」となっていますが、「E-H-D(ミーシーレ)」が自然と考えられます。いずれで演奏されても、審査には影響いたしません。(底本とした初版楽譜では「E-H-E(ミーシーミ)」であったため、楽譜集はその通り作成しました)
