2022コンペティション課題曲3/1(月)発表
政府機関や会場のガイドラインに基づいた感染防止対策を施しつつ、2021年度に準じた規模・スケジュールでコンペティションを開催いたします。今後、感染症拡大の状況や政府関係省庁や自治体からの要請に応じて、止むを得ず開催の中止や形態の変更が生じる場合もございます。最新の情報はウェブサイトにてご確認ください。
スマホで課題曲を持ち歩こう
ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲が Audio Time アプリでいつでも聴けます! Wifi環境でコンテンツをあらかじめダウンロードしておけば、外出先ではインターネットのない環境でもご利用いただけます。
定番の円型シール42枚に、オリジナル型抜きシール29枚!「どの色にしようかな」「がんばったから大きなシール」と楽しく選べるシールです。 お買い求めは全国の楽器店またはWebで!
詳細はこちら2月18日「次の一歩へ!ピティナ・ピアノコンペティションにチャレンジ」と題して、オンラインによる指導者対象のコンペ説明会・情報交換会を開催いたしました。
「課題曲が難しい」「凄い先生の生徒さんしか出ていない」などなど、コンペ指導未経験の先生にとっては謎のベールに包まれたコンペの世界…コンクールの指導経験が豊富でコンペ審査員としてもご活躍の沢田菊江先生を講師にお招きし、コンペの特徴や課題曲、生徒さんへの言葉がけ、活用事例などをたっぷりお話しいただき、全国から50名の先生方にご聴講いただきました。
当日の沢田先生のお話を、一部ご紹介いたします。
毎年、課題曲選定委員によって選曲されるコンペ課題曲は名曲の宝庫で、2曲~4曲のコンペ課題曲にチャレンジすることで生徒さんの読譜力アップにも繋がり、レパートリーも増えます。レパートリーは生徒さんの宝物!生徒さんに長くピアノを継続してもらうためには沢山のレパートリーを持たせてあげることが大切ですね。
より高い目標にチャレンジする心を育むためには結果よりもプロセスが大事です。青山学院大学駅伝部の原晋監督の「柿の木大作戦」のお話を聞いたとき、とても感動しました。まずは手の届くところにある柿の実をとって食べてみて、その次は、より高いところになる柿の実を取るために踏み台を使ったり、梯子を掛けたり、友達と梯子を支え合ったり…と徐々に頂点の柿の実に向かう過程で、子供たちは様々な工夫を積み重ね力を伸ばす。ピアノのコンクールも同じことが言えるなと思いました。コンクールに挑戦したことで、どのような成長があったかそのプロセスにこそ目を向けたいですね。
コンクールで思うような結果が得られなかった時には、次のレッスンで、私は必ず「元気に」「笑顔で」生徒に接するようにしています。子供たちは、親や指導者の雰囲気をとてもよく見て吸収してしまいます。言葉だけではなく、非言語のコミュニケーションも大切!親や指導者の方が落ち込んでしまったり、暗い表情をするのではなく、明るい表情や空気感で、生徒さんが次に向けてがんばれるように、励ませると良いなと思います。
子供の可能性も無限大だけど、指導者の可能性も無限大。
何年か後の自分はどんな指導者でありたいか、生徒さんと共に学び、チャレンジしていきたいですね。