2021コンペ予選を振り返って ーデータで振り返るトピックスー
G級特級を除く部門で中止となった2020年を経て、2年ぶりにピティナ・ピアノコンペティションを実地会場で開催することができました。既にほとんどの地区予選が終了し、地区本選もスタートしています。
ご参加の皆様、指導者の皆様には、困難な状況が続いている中で今年のコンペティションにご参加いただきまして、心より御礼申し上げます。
地区予選で演奏された課題曲のランキングと、今年のコンペティションをデータで振り返り、特徴的なトピックスをご紹介いたします。
多くの部門で2年ぶりの開催となったコンペティション。まだ感染症の影響で困難な状況が続く中でも、2年前の2019年と比べて、およそ9割もの方が参加くださっています。
中でも、コンペに初めて参加される方は、2019年よりも増加しました。
今年のコンペに参加された方は、昨年2020年にどのくらいステージに参加されていたのでしょうか?参加状況を調べてみました。
実地でのコンペをはじめとして、多くのステージでの演奏機会が失われた2020年でしたが、動画提出企画の「課題曲チャレンジ」やオンラインステップ、実地で開催された提携コンクールなどに、今年のコンペ参加者のうち、約半数の方が昨年も演奏の場を経験されました。
名称 | 参加数 | |
---|---|---|
1 | 2020コンペ課題曲チャレンジ | 7816 |
2 | 2020ピティナ・ピアノステップ | 4108 |
3 | 第11回 日本バッハコンクール | 3058 |
4 | ブルグミュラーコンクール 2020 | 2381 |
5 | 第37回 かながわ音楽コンクール | 233 |
6 | 2020年度 第11回 バスティンピアノコンクール | 182 |
7 | ピアノ曲事典オーディション | 176 |
8 | 第44回ピティナ・ピアノコンペティション(G・特級) | 165 |
9 | 第15回 TPC(栃木県ピアノコンクール) | 149 |
10 | 第11回 ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan | 120 |
上記のランキングで、今年のコンペ参加者が、昨年もっとも多く参加した「課題曲チャレンジ」。昨年課題曲チャレンジに参加した人の、今年のコンペ予選通過率を調べてみたところ、全体よりも高い通過率となりました。コンペが中止となった昨年も学びを止めず、動画でチャレンジされた成果があらわれているようです。
- ソロ部門A2~F級、7月16日時点の通過データ
今年のコンペティションでは、感染症対策の面から、残念ながら、多くの地区で会場での表彰式を実施できておりません。
生徒さんやお子様の日頃のがんばりを、一番近くで見守っていらっしゃる先生や保護者の方から、ぜひ、レッスン室やおうちで表彰して差し上げてください!
ぴてぃにゃんバージョンと、コンペロゴ入りバージョンと、2種類のデザインの賞状テンプレートをご用意しました。
印刷してご利用いただけますので、レッスン室やおうちでの表彰に、どうぞご活用ください。
表彰のシーンを撮影して写真をお送りください。結果特集号に一部、掲載させていただきます。
宛先 | form★piano.or.jp
★を@マークに変えてお送りください |
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メールタイトル | レッスン室で表彰式写真 |