ピティナ・ピアノコンペティション

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コンペインタビュー:参加者編3~コンペと課題曲チャレンジ両方への参加

コンペ参加者インタビュー
2021年度課題曲チャレンジ参加、全国大会E 級入選
七五三掛 愛莉さん
茨城県古河市在住。中学1 年。これまでにピティナピアノコンペティションに5 回参加し、全国大会に5 回出場。
顔写真

 2020年、新型コロナウイルスの怖さと、大切な人を失ったらどうなるのだろうという思いで、私の心はいっぱいになりました。そのころ私は、モーツァルトが書いた数少ない短調のソナタで、モーツァルトがお母さんを病気で亡くした時に書いたのがK.310という作品だと学びました。

 どうしても弾いてみたいと思い、練習に取り組んでいるとき、2021 年のコンペティションのE級とF級の課題曲にこの作品が指定されていることを知りました。その時の私は中学受験を終えたばかりで、コンペティションに出場する自信も勇気もありませんでした。でも、課題曲チャレンジなら気軽に参加でき、素晴らしい先生方のフィードバックがいただけると母から聞き、ちょうどそのころ勉強していたリストのエチュードと組み合わせてF級に参加することにしました。課題曲チャレンジには昨年も妹との連弾で楽しく参加していたので、不安はありませんでした。

 4月1日に申し込みをして早めに動画を提出したので、5 月の中旬にはフィードバックを頂けました。まるでレッスンをしていただいているかのような、とても丁寧で具体的なアドバイスに感激しました。自分に足りない点や、テクニック的に難しい部分の練習方法を教えていただき、その後の練習にとても役立ちました。マイページにアクセスすれば、すぐにフィードバックを確認できるのも便利でした。そして、未熟な演奏にもかかわらず良い点をたくさん褒めていただけたことで自信を持つことができ、「コンペティションのステージでもっと上手に弾いてみたい、挑戦してみたい」という気持ちが高まりました。

 近現代の課題に大好きなプロコフィエフの作品があるE級のコンペティションに、「予選を通過して本選でモーツァルトを弾きたい。ステージで聴いていただきたい」という願いで出場しました。久しぶりの予選では演奏中に足が震えましたが、弾き切ったときの達成感、安堵感、充実感は、動画提出では得られなかったものでした。

 本選へ向けた練習では、師事している武田真理先生のご指導はもちろん、課題曲チャレンジでいただいたフィードバックも何度も復習しました。たくさんの先生方に見守られているような気持ちで、全国大会まで駆け抜けることができました。

 課題曲チャレンジ、コンペティションの両方に参加したことは、私にとってとても大きな財産になりました。 運営して下さったピティナの皆様、本当にありがとうございました。

演奏風景
看板と
ピティナ会報(OUR MUSIC)第360号より転載