ピティナ・ピアノコンペティション

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第41回コンペ作文コンテスト結果発表!-5-

ピティナ・ピアノコンペティション作文コンテスト結果発表

2017年度コンペ作文コンテストの入賞作品を、毎週2作品ずつご紹介いたします。
今回は、入選に選ばれた2作品を全文掲載します。 入賞作品の結果一覧はこちら

ピティナ・ピアノコンペティション作文コンテスト

作文:入選
潟山 古都美
くやしい思い出
潟山 古都美(千葉県・小学2年生・連弾プレ初級に参加)

7月22日にピアノのコンペのよせんでした。この日のためにいっしょうけんめいれんしゅうしました。まい日のれんしゅうで、うまくできないと、ねる時間が、おそくなることもありました。れんだんの、あいてでもある、妹のゆづきと、けんかに、なることもありました。二人で、がんばったので、コンペの前日には、二人でいきを、合わせて、ひくことが、できるように、なりました。だから二人で、本ばんは、上手に、できると、思いました。

コンペの日は、きんちょうして、しまいました。いすに、すわった時、手をおくばしょを、まちがえてしまいました。それに気がついて、「一ど手をおいたらおしりは、うごかしちゃだめです。」先生の言ばを思いだして、こわくなりました。

どうしよう 言う気もちで、いっぱいになりました。あと手もふるえて、いました。でも、そのまま、音の高さちがいで、ひいてしまいました。

えんそうのと中で、もとに、もどることが、できました。どうしてかと、言うと、先生が、いつも、くぎりの、いいところでおわりにしているからです。だから、わたしも先生が、やっているところを思い出して、くぎりのよいところで、ほんとの音のばしょにもどれました。そのときに、ちゃんとほんとのばしょにもどれて、ほっとしてちゃんと、さいごまでつづけられました。

おわったあと、先生とお母さんたちから、「まちがえたのは、ざんねんだったけど、と中でしゅうせいできたから、すごかったよ。」と言われました。それでもくやしさは、きえなかったです。しんさの、けっかは、思ったより、よい点でした。でも、よせんは、つうか、しませんでした。

妹のゆづきは、わたしをおこりませんでした。わたしは、思いました。きっと、心の中では、がまんしているんだなと思いました。ゆづきに、ごめんねという気持ちでした。

このしっぱいは、ぜったいに、わすれないです。くやしい思いでをつぎにいかして、ピアノをこれからもがんばります。

作文:入選
岩垂 紗希
先生へのプレゼント
岩垂 紗希(東京都・小学4年生・B級に参加)

わたしは、A2級の時からずっとコンペに出ています。今年はB級で、初めて本選で賞をとることができました。わたしが毎年コンペに出たいと思うのは、先生とのレッスンが多くなるからです。朝練があったり、やり直しで一日に何回もレッスンに行ったり、大変だけど、とても楽しくて、がんばる力がわいてきます。

でも、今年の予選の後、とても悲しいことがありました。わたしの大すきな先生が、コンペが終わったらやめてしまうことを聞きました。先生は、わたしが練習や本番に集中できなくなるかもしれないから、何も言ってくれませんでした。わたしの様子を見て、お母さんが話すように言われたそうです。予選が終わってレッスンに行くと中に、お母さんから先生の話を聞きました。びっくりして、悲しくて、泣きながらレッスンへ行きました。でも、本選が終わるまでは、泣かない、先生がやめちゃうことの話はしないとお母さんと心に決めたので、先生の前ではなみだをがまんしてレッスンしました。

少しでも長く先生とレッスンしたいから、全国大会へ行きたいと思いました。いままで一度も本選で賞をとったことがないけれど、今年こそ、本選で賞をとったら、先生は本当によろこんでくれると思いました。今年は、いつもの何倍も必死に練習しました。本選二回目のえんそうは、今までで一番すてきだったと、たくさんの先生にほめてもらい、初めて本選でしょうれい賞をいただきました。今までのコンペで一番の思い出が出来て、先生へのすてきなプレゼントになりました。

コンペが終わって先生とのレッスンも終わりました。でも、わたしが毎年コンペに出てがんばっていれば、先生はどこかでわたしのがんばりを見てくれると思います。もっともっとすてきなえんそうをして、次のC級もがんばりたいです。毎年のコンペで、先生とたくさんの思い出ができました。今までありがとうございました。コンペは、毎年わたしにがんばる力をあたえてくれます。新しい先生ともたくさんの思い出をつくりたいです。