ピティナ・ピアノコンペティション

第50回コンペ全部門概要、特級~Jr.G級・グランミューズ部門要項先行発表

第50回コンペ全部門概要、特級~Jr.G級・グランミューズ部門要項先行発表

2026年度、「第50回」の節目をむかえるピティナ・ピアノコンペティションの全体概要およびソロ部門特級~Jr.G級、グランミューズ部門の参加要項を発表します。2026年度はリハーサル区分から「演奏検定」への変更、グランミューズ部門の旧Cカテゴリー部分の参加資格改訂などの重要な変更がございます。変更点・要点をご確認いただき、2026年度の学習にご活用ください。

2026年度の変更点・要点(全部門)
地区本選の審査員人数が変更になりました

ソロ部門(A2~F級)・デュオ部門(連弾)・グランミューズ部門の「地区本選」について、審査員の基本人数が7人から6人に変更となります。

  • 特級~Jr.G級に変更はありません。
全級・カテゴリーの参加料が改定されました
「リハーサル」区分が「演奏検定」に変更されました

「リハーサル」での参加区分が「演奏検定」に変更になり、ソロ部門(A2~F級)・デュオ部門(連弾)に限り、当該年度の課題曲のみで参加できるコースとなりました。

対照表

なお、本選進出権がない点、年齢制限がない点、対象課題曲として「当年の課題曲のみ(必ずしも近現代スタイルを選ばなくてよい)点に関しては、リハーサル区分も演奏検定も同様です。

グランミューズ部門(旧・Cカテゴリー部分)の構成が変更になりました

Cカテゴリーの名称がなくなり、「B3カテゴリー」(55歳以上、学歴・職業による制限あり)と、「A2カテゴリー」(従来の「40歳以上」を「45歳以上」に引き上げ)の区分に変更がありました。

「50回」記念大会限定の参加シールを交付します

1977年スタートのピティナ・ピアノコンペティションは、2026年度が第50回の記念大会です。毎回、参加の記録用に交付している参加シール、今年限定の記念バージョンをご用意しています。

シール
デザインは変更になる可能性があります
特級セミファイナルの室内楽課題が改定されました

2025年はモーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番第1楽章でしたが、2026年はベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」第1楽章となります。この室内楽課題の枠は毎年、課題が変更される予定です。

2026年度室内楽共演者
青木尚佳
(ヴァイオリン)
ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)コンサートマスター
伊藤悠貴
(チェロ)
チェリスト、ブラームス国際コンクール・ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位
Jr.G級全国大会の課題に指定が加わりました

隔年開催のJr.G級では、予選および全国大会の指定課題曲に入れ替えがあったほか、全国大会のプログラムに「指定課題を含むプログラム全体を通じ、音楽史における意味や位置づけ、調性の関連、作品の内容や背景など、何らかの観点で1つの大きなストーリーを描くようなプログラムを組むこと」という指定が追加されました。

PreG級の実施見送りについて

昨年(2024年冬)の当要項・パンフレットで予告した「PreG級(仮称)」ですが、企画のコンセプト見直しおよび運営準備の都合により、実施を見送り、白紙に戻して検討しなおすこととなりました。2026年度の開催はございません。予告と異なる形になりましたこと、お詫び申し上げます。

特級・Pre特級・G級 参加要項

共催:J:COM浦安音楽ホール(特級二次・三次)
会場協力:サントリーホール、第一生命ホール、大阪音楽大学(予定)、桐朋学園大学、名古屋音楽大学、武蔵野音楽大学(予定)、音降りそそぐ武蔵ホール
2026特級 エントリー
2026Pre特級・G級 申込へ

Jr.G級 参加要項

会場協力:桐朋学園大学、第一生命ホール
参加要項+書類選考応募用紙

グランミューズ部門 参加要項

2026年度参加要項PDF

A1~F級コンプリート賞

2023年度に新設された表彰制度「A1~F級コンプリート賞」は、過去にA1~F級にコンプリート参加された方にも、2026年度も、いずれかの部門・級への参加で、コンプリート表彰対象となります。

該当の方は、2026年度のコンペティション、グランミューズ部門や連弾、G級、Pre特級、特級などへのご参加で、A1~F級コンプリート表彰を受けられます。
過去に遡っての表彰は、翌年度以降未定となりますので、ぜひ2026年度での参加をご検討ください。

2026年度 A1~F級コンプリート賞 表彰対象者

  • 過去にソロ部門A1級~F級まで全ての級に参加していること。演奏検定(旧:リハーサル区分)での参加は対象外となります。(2024年度までの課題曲チャレンジ・リハーサル区分の参加は対象となります。)
  • 2026年度ピティナ・ピアノコンペティションのいずれかの部門・級に参加していること。(2027年度以降、当該年度F級以下参加者のみが対象とする可能性があります。2027年度以降、各年の表彰対象者の規定をご確認ください。)
  • 欠席は除きます。
  • 同一人物に対するA1~F級コンプリート賞の受賞は1回のみとします。

2025年度の表彰者一覧
2025年度の表彰式の様子