参加者インタビュー 氏家貴子さん(グランミューズ会員)
参加者インタビュー
氏家貴子さん(グランミューズ会員)
仕事の傍ら、数年前からB2カテゴリーに参加し続けており、このたび運よく入賞できたことを大変嬉しく思っております。
初めは興味本位で参加し始めたコンペでしたが、グランミューズ部門に参加される皆様の真剣な様子に刺激を受け、「きちんと先生のご指導を受けて取り組みたい」と思い、2年前から中田雄一朗先生(指導会員)に習い始めました。先生には、仕事の都合にも配慮していただきつつ、曲の解釈の部分も含めて丁寧にご指導いただいており、いつも感謝しております。習い始めた翌年の2022年に地区本選奨励賞、そして今回第3位という素晴らしい賞を頂けたのは、中田先生のご指導のおかげです。
普段の練習では、毎日少しでも楽器に触れ、時間のある日や本番の前には、スタジオを借りてまとまった練習時間を確保するようにしています。グランミューズ部門は、評価されることによる刺激や、“常連”の皆様の努力を確認し合う時間、そしてステージを進んだ先での貴重な出会いと交流を得られる、かけがえのない場所です。仕事に軸足を置きながら演奏を続けることには大変さもありますが、参加することでその魅力を再認識し、「来年も頑張ろう」とモチベーションを維持しています。
また昨年秋からは、ステップやグランミューズサロンなどにも積極的に参加するようになりました。良いホールで演奏できることや、リサイタルに伺っているような先生に自分の演奏を講評していただけることなどがステップの大きな魅力です。
今回は運よく賞を頂けたものの、今後の仕事状況、生活環境や選曲などによって、簡単に結果は左右されてしまいます。これからもこのレベルを維持できるよう、競争の場に身を置き、B2カテゴリーへの挑戦を続けたいと思います。
(会報OUR MUSIC 372号掲載記事より)