ピティナ・ピアノコンペティション

X
instagram
youtube

準本選審査員インタビュー:松浦友恵先生

準本選審査員インタビュー
この夏の貴重な経験を生かしてさらなる飛躍を!
松浦友恵先生(正会員)
桐朋学園大学ピアノ専攻卒、ラ・ミューズ小竹向原ステーション代表。準本選ではB 級の審査を担当。

この度、ピティナ・ピアノコンペティション準本選の審査を務めさせていただきました。参加者の皆さまは、それぞれご自宅やお教室、ホールなど様々な環境やピアノで撮影されていらっしゃいましたが、音量やバランス、音のニュアンスや曲想などもしっかり伝わってきました。臨場感も充分に感じることができましたので、実地での審査と同じように、評点とアドバイスを書かせていただきました。

今回は、さまざまな事情で残念ながら本選に進出することができなかった方々もいらっしゃったと思います。しかし、どんな状況の中でも四期の課題を学ぶ目標を達成できたことは、本当に素晴らしく、誇らしいことですね。そして課題曲を学習された皆さまは、以前と比べて驚くほど上達している自分を発見されたことでしょう。練習を続けることで、演奏技術や表現力がさらに向上し、ピアノをもっと楽しく弾くことができるように成長されることと思います。

この夏、「四期」の課題曲を完成させるために培ってきた練習や、音楽と向き合ってきた経験は、かけがえのない宝物になりますね。今後も自信を持って、日々の練習やレッスンに取り組んで欲しいと思います。

また皆さまの演奏を聴かせていただけることを、楽しみにしております。

(会報OUR MUSIC 366号掲載記事より)