ピティナ演奏会員による2018コンペティション課題曲録音 聴き比べ
去る3/24、国内外で活躍してきた4人の若いピアニストたち(ピティナ演奏会員)により、今年のコンペティションA1、B、C級のバロックと近現代スタイルの作品が演奏される公開録音コンサートが行われました。当日収録された演奏動画を一挙公開しますので、ぜひ「聴き比べ」をお楽しみください。
これらの録音は演奏の「お手本」ではありません。同じ楽譜、同じ音符から出発して、演奏する人の工夫と思いとファンタジーによって、こんなに違う演奏ができあがるということのすばらしさを感じ、その「ちがい」を味わい、「自分らしく弾く」ことの参考にしてみてください。
- 権利関係の都合により、コンサート当日演奏されたうち一部の作品は公開不可となっています。ご了承下さい。
ピティナ及び東音企画事務局で勤務しながら、演奏・指導・審査に活躍の場を広げている「Wキャリア職員」のピアニストふたりも、課題曲の演奏にチャレンジしました!
ピティナ課題曲に採用された作品を、出版社側で音源提供してくださいました。
豊田萌(ピアノ)
豊田萌(ピアノ)
中田雄一朗&豊田萌(ピアノ)
豊田萌(ピアノ)
東京音楽大学付属高校、同大学を経て同大学院修了。ドイツ国立ベルリン芸術大学にてドイツ国家演奏家資格取得。2004年、ピティナ・ピアノコンペティション特級準金賞。2005年、日本音楽コンクールピアノ部門第1位。2010年、第17回アルトゥール・シュナーベルコンクール第1位。第26回ポルト市国際音楽コンクール第3位ほか入賞多数。現在、東京音楽大学・常葉大学非常勤講師。指導者としてもコンペティションに関わり、審査員のほか、グランミューズ部門B1カテゴリー第1位を輩出し指導者賞を受賞するなど多方面で活躍中。
常盤木学園高等学校、東京藝術大学・同大学院を修了。修了時、芸大クラヴィーア賞、大学院アカンサス賞を受賞。ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽院One year Piano Soloist Courseを最高評価を得てディプロマ取得。第31回ピティナ・ピアノコンペティションデュオ部門最優秀賞(最高位)。第36回ピティナピアノコンペティション特級グランプリ。現在、常盤木学園高等学校音楽科非常勤講師として指導に携わる傍ら、コンペティション審査員・課題曲セミナー講師としても活躍。学校クラスコンサートなどの活動も積極的に行っている。
白陵高等学校、東京藝術大学・同大学院を修了。ビドゴシチ音楽アカデミー(ポーランド)修士課程修了。幼少よりピティナ・ピアノコンペティションに参加し、E級銀賞、特級銅賞(2005年及び2013年)など入賞多数。エトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(ドイツ)B部門奨励賞、東京音楽コンクールファイナリスト、マッサローザ国際ピアノコンクール(イタリア)第3位、ラジヴィーウ国際ピアノコンクール(ポーランド)特別賞等受賞。指導者としてもピティナ・ピアノコンペティションに関わり、2017年指導者賞を受賞。
東京音楽大学付属高等学校・同大学ピアノ演奏家コース卒業。ドイツ国立エッセン・フォルクヴァンク芸術大学プロフェッショナルパフォーマンスコースを最優秀の成績で修了。幼少よりピティナ・ピアノコンペティションに参加し、D級銀賞、G級銀賞・J.ルヴィエ特別賞など入賞多数。2008年、東京音楽コンクールピアノ部門で第1位を受賞し、国内の主要なオーケストラと共演を重ねたほか、海外の音楽祭にも招かれてリサイタルを開催。2017年、日本アコースティックレコーズからソロ・デビューアルバム「リラの花」をリリース。