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- 2018特級ファイナル
90万人が育ってきたコンクール。
音楽の殿堂サントリーホールの舞台へ
- 2018.8.21(火) 18:00開演(17:30開場)
- サントリーホール
- コンチェルト:4名 指揮:岩村力/オーケストラ:日本フィルハーモニー交響楽団
完売御礼!
特級ファイナルチケット料金
【基本料金】全席指定
SS席 | S席 | A席 | |
---|---|---|---|
一般 | 4,500円 | 4,000円 | 3,500円 |
ピティナ会員 | 4,000円 | 3,500円 | 3,000円 |
学生 | 3,500円 | 3,000円 | 2,500円 |
「特級ファイナル」チケット1,000円割引クーポン
2018年度ピティナ・ピアノコンペティション予選へ、インターネットから申込された皆様には特典として特級ファイナルチケット1,000円割引クーポンが発行されます。クーポンコードはコンペティション申込完了メールに掲載されます。
中央区民割引
東京都中央区にお住まいの場合、お申込時にご住所を登録されることでチケット総額から500円割引させていただきます。
- クーポンと中央区民割引の併用はできません。中央区ご在住の方がクーポンを使用される場合、クーポンによる割引が優先されます。
「特級ファイナル」チケット1,000円割引クーポン
【ポイント1】 全チケットに使える!
席ランク(SS,S,A)や、券種(一般,会員,学生)によらず、 全てのチケットに対してご利用いただけます。
【ポイント2】 複数のクーポンでもっとお得に!
クーポンはコンペティションへのお申込1件につき1つ発行されます。「特級ファイナル」チケットの予約枚数を上限として、複数のクーポンを同時にご利用いただけます。
● クーポンのご利用方法
- コンペティション予選へインターネットから申込みする
- 申込完了メールに掲載される12桁のクーポンコードを確認する
- 特級ファイナル特設ページ(本ページ)の予約ボタンからチケット選択画面へ進む
- チケットを選択・確認した後、クーポンコードを入力する
~こんな使い方ができます!~
(例)ソロ部門に2地区、デュオ部門に1地区コンペに申込みした場合
⇒発行されるクーポンは3つ、最大で3,000円まで割引可能。
- 家族と一緒に
- 家族1名、参加者本人、デュオのペア 計3名
- 先生と一緒に
- 指導者1名、参加者本人、デュオのペア 計3名
- 友達と一緒に
- 家族1名、参加者本人、学校のお友達1名 計3名
- 友達にプレゼント
- お友達とその家族 計3名
など…どんなパターンでチケットを予約しても3,000円割引となります。
※4枚目以降のチケットも基本料金でご予約いただけます。
特級ファイナルとは
40年以上の歴史を持ち、のべ90万人以上が参加してきた世界最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」。その最高峰に位置する「特級ファイナル」は、国際舞台・プロピアニストへの登竜門であり、厳しい予選を勝ち抜いた4名のファイナリストが、プロオーケストラの伴奏のもとピアノ協奏曲の競演を繰り広げます。
誰でも審査に参加できる!聴衆賞
当日ご来場いただいた方には、「聴衆賞」の投票権が付与されます。様々なピアノ協奏曲を予習して慎重に吟味するのもよし!まっさらな状態で当日1番感動した演奏を選ぶのもよし!4名のファイナリストには、入場料・得票数に応じた賞金が送られます。映像で振り返る近年の特級ファイナル
直近5年のファイナリスト達による白熱した競演の模様を動画で振り返ります。
さらに、2017年度グランプリ片山柊さんに、演奏曲の聴きどころをお伺いし各シーンを抜粋しました。「全体の演奏動画を通して聴く時間がない」「曲の印象的な部分から覚えたい」といった場合などに、ピアノ協奏曲の深い世界への入り口として是非ご視聴ください。
グランプリ&聴衆賞:片山 柊
予選から一貫して「純粋に好きな曲」という観点から選曲を行ってきた片山柊さん。日頃から一人のリスナーとして、聴きどころを的確に押さえた演奏は、オーケストラとの競演により一層魅力を増し、グランプリ・聴衆賞のダブル受賞という輝かしい結果を導きました。
銀賞:三重野 奈緒
銅賞:山口 湖苗美
入選:古海 行子
- チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
グランプリ:尾崎 未空
クールで怜悧なステージングで予選から圧倒的な評価を得た尾崎未空さんがプロコフィエフの第3番を鮮やかに披露。聴衆賞・太田糸音さんのチャイコフスキーの演奏とともに、特級ファイナル史上最多の来場者の皆さんの記憶に強く刻まれました。
銀賞・聴衆賞:太田 糸音
銅賞:三好 朝香
入選:杉本 直登
- ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
グランプリ:篠永 紗也子
セミファイナリスト以上の7名全員が、過去に特級参加経験のあった2015年。全身全霊で音楽に没入する篠永紗也子さんのラフマニノフ第1番は、聴衆賞・小塩真愛さん等、錚々たるファイナリスト達との激戦を見事に制しました。
銀賞・聴衆賞:小塩 真愛
銅賞:田母神 夕南
入選:矢野 雄太
- ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
グランプリ・聴衆賞:山﨑 亮汰
プロコフィエフが3人揃った2014年。山﨑亮汰さんによる若き魅力溢れる第3番の熱演は、難曲の第2番を俊敏に奏でた銀賞の中川真耶加さんを振り切って、史上最年少タイの15歳でのグランプリ、聴衆賞とのダブル受賞という快挙となりました。
銀賞:中川 真耶加
- プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
銅賞:五十嵐 薫子
入選:梅田 智也
グランプリ:浦山 瑠衣
セミファイナルから一貫して大人の成熟した音楽解釈と落ち着いたステージ捌きで魅了した浦山瑠衣さんが、ショパンの第1番をもって、圧倒的な評価を獲得してグランプリに。一方、聴衆賞では、チャイコフスキーの第1番を披露した桑原志織さんが熱烈な支持を得ました。
銀賞・聴衆賞:桑原 志織
銅賞:鯛中 卓也
入選:中川 真耶加
- ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11
◆ セミファイナル
- 8月18日(土) 10:30開演
- 第一生命ホール(東京・勝どき)
- 演奏者間の入退場自由
特級ファイナル直前、ピアノソロによる頂上決戦!7名のコンテスタントが45分以上55分以内のソロリサイタル形式で競演し、4名のファイナリストが決定します。
【チケット料金】全席自由
一般 | 1,500円 |
---|---|
ピティナ会員・学生 | 1,000円 |
◆ 片山さんが選ぶ「ラヴェル:ピアノ協奏曲」の聴きどころ
第1楽章
➀乾いた音響が印象的な冒頭 全体の 0:05~02:39 辺り
この作品の冒頭はとても印象的な箇所で、ラヴェルの初期・中期の作品が持つ艶やかな響きとは打って変わった乾いた音響で始まります。これはバスクの音楽やストラヴィンスキー、アメリカ音楽の影響が大きく、後の「ヴァイオリンソナタ」にも顕著に伺えます。しかし全体が乾いた響きではなく第2主題、第3主題では人情深く、どこか儚い旋律が歌われています。
②左右の手で異なる奏法を披露するカデンツァ 全体の6:18~07:49 辺り
カデンツァとして第3主題が左右ともに違った奏法(左手はアルペジオ、右手はトリル)によって原調のト長調で用いられます。のちにオーケストラが合流し、じわじわ曲のラストへと向かって行きます。 ラヴェルにとってト長調の作品は多く、「亡き王女のためのパヴァーヌ」や、「ハイドンの名によるメヌエット」、「クープランの墓」(曲集の多くは平行調のホ短調ですが関連性は高い)など、生涯に渡って思い入れのある調性のように感じます。
第2楽章
③緊張のソロパート引き継ぎ 全体の11:30~13:00 辺り
この本番で一番緊張した冒頭の長いピアノソロを抜けて、ピアノの旋律を引き継ぎ木管楽器によるソロがあります。Fl→Ob→Cl→Fl と移り変わります。この協奏曲は管楽器が全編にわたって(第1楽章ではTp,Hr,Fg,Fl、第2楽章ではここ以外にコールアングレの24小節に渡る長いソロ、第3楽章ではPicc,Cl,Fgなど…)本当に大変で、奏者の皆さんには頭が上がらないです。
第3楽章
④クライマックスでの技巧的なパッセージ 全体の 21:20~22:30 辺り
無窮動な楽章のいよいよクライマックスという箇所で、第2主題の技巧的なパッセージが鳴らされます。この作品は全体的にオーケストレーションがシンプルで、各楽器のヴィルトゥオジテを意識して作られたように感じるとともに、そうした側面から協奏曲というよりはアンサンブル的な要素が強い作品であると言えます。